新潟市旧黒埼町地区は、美味しい枝豆が作られる産地として有名です。枝豆に適した肥沃な土壌と、気候に恵まれているためです。特に8月のお盆の時期に収穫される茶豆品種である「黒埼茶豆」は、全国的に有名なブランド枝豆です。※黒埼町は市町村合併により新潟市に併合されています。

まるやまファームの丸山さんは、20年以上枝豆を作られている匠です。北陸自動車道の黒埼PAのすぐ近く、まさしく黒埼産の枝豆を作られています。丸山さんは7月は早生品種の枝豆、8-9月は茶豆、9-10月は晩生品種の枝豆を栽培しています。甘みがあってコクのある美味しさは、黒埼産というよりも「丸山さんちの枝豆」として人気があるほどです。

旧黒埼町だったエリアはそんなに広い地域ではありません。特に8月のお盆の時期に収穫される茶豆品種である「黒埼茶豆」は、全国的に有名なブランド枝豆ですが希少です。香りが豊かでコクがあって甘みがある濃厚な味わいは、一度食べたら病みつきになります。「くろさき茶豆」という品種は、新潟県内で広く栽培されていますが、黒埼産の茶豆は極々限られたエリアで栽培されているのみです。

7月と、9、10月には枝豆が収穫されます。やはり適地とあって、一味違う美味しい枝豆ができます。

農家の後継者として1994年に就農された丸山さん。お米が主流の新潟県ですが減反や価格下落などで、縮小傾向であることも否めませんでした。そこで、丸山さんが着目したのが黒埼の枝豆でした。減反する田んぼを活かして、地域が元気になるものを作りたいという想いが込められています。

丸山さんは、美味しい枝豆を作るために工夫を重ねています。特に枝豆は鮮度が命。夏の暑さにあたると一気に美味しさが失われてしまいます。そのため、収穫は深夜の3時から。午前中に選別・梱包を終わらせ冷蔵庫に入れています。この他にも積み重ねた細かい心遣いが、甘みのある美味しい枝豆を生み出しています。

丸山さんちの枝豆は、鮮度保持フィルムに約250gずつパックされた状態で冷蔵発送いたします。鮮度が落ちるのをできる限り遅らせてお届けしますので、ご家庭でもできる限り早く調理してお召し上がりください。

【調理の仕方】
1.枝豆250gを塩でもむようにして洗います。
2.水500mlに塩20g入れて火にかけます。※塩分濃度4％が重要ポイント。
3.沸騰して2-3分で火を止めてください。※茹ですぎは美味しさを損ないます。
4.枝豆をザルにあげて、うちわで扇ぐなどして手早く冷やしてください。