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丸原鯉屋(鯉ぶかし)
山形県寒河江
通年
丸原鯉屋・骨まで柔らかく蒸かして、甘辛く煮上げた鯉の甘露煮「山形郷土料理 鯉ぶかし」
山形の郷土料理、鯉の甘露煮「鯉ぶかし」
山形県では昔から、冬の厳しい寒さを乗り越えるために栄養豊富な鯉が食されてきました。縁起の良い魚として知られる鯉は年末年始のごちそうや贈答用として、今でも定番の郷土料理です。
大正15年から続く老舗「丸原鯉屋」では国産原料にこだわり、骨まで食べられるように時間をかけて仕上げた鯉の甘露煮「の恵み鯉ぶかし」をはじめ、鮎の甘露煮やしいたけの佃煮などを製造しています。昔ながらの甘辛い味付けはご飯がすすむ逸品です。
丸原鯉屋は山形県のほぼ中心に位置する寒河江市にあります
大正時代から続く老舗鯉屋
山形県にある丸原鯉屋は90年以上続く鯉の佃煮屋さんです。大正時代に活きた鯉を自転車で売って歩く行商から始まり、その後ニーズに合わせて店舗営業やインターネットへ時代とともに販売方法は変化してきましたが、代々引き継がれているタレと製法は今も変わりません。丸原鯉屋の佃煮に使用している調味料は100%国産、化学調味料は一切使用していません。
山形県産丸大豆を使用した本醸造醤油、山形県寒河江産純米料理酒、奄美の素焚糖、大分県産鮎魚醤などを使用しています。
美しい月山山麓からのミネラル豊富な水が流れます
こだわりの調理法がしっとり食感を生み出す
丸原鯉屋の鯉ぶかしとは鯉の甘露煮のことです。輪切りにした鯉を蒸かして柔らかくしてから、調味して煮上げます。一般的に鯉の甘煮や旨煮といわれる甘辛く炊いた鯉料理は骨が残っていますが、この鯉ぶかしは骨が柔らかくなるまでじっくり時間をかけて仕上げているので、骨ごとお召し上がりいただけます。
山形に数多とある鯉屋さんの中でも、一度蒸かしてから煮る調理法は珍しく、手間と時間がかかり正直効率が悪いのが難点。ですがその一方で、タンパク質が多くて固くなりがちな鯉を柔らかくしっとりと炊き上げる大きな利点があり、他とは一味違う仕上がりに。
栄養価が高くお子様からお年寄りまで安心して食べられるので、「食べるのが面倒。」と魚料理を敬遠しがちな方にうってつけです。
食欲をそそる飴色に煮上げた鯉ぶかしと鮎の甘露煮
鮎の甘露煮としいたけの佃煮
看板商品の鯉ぶかしと一緒に詰合せしてお届けする甘露煮と佃煮もあります。

<鮎の甘露煮>
琵琶湖産の鮎を丹念に焼き、やわらかくする工程と味付けの工程を分ける事で弾力のある食感を残しています。

<しいたけの佃煮>
山形県寒河江産の干し椎茸をゆっくり炊き上げました。原料のしいたけは化学肥料や防腐剤、農薬不使用の菌床栽培しいたけです。塩辛さを抑えた佃煮で、お茶漬けの具材や手巻き寿司の具材にしても美味しく召し上がれます。
淡水魚が多く獲れる山形では鮎料理もよく見かけます
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