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甘利農園(夢桃香)
山梨県甲州市
6~8月
山梨自然学研究所認定農家・甘利農園「完熟桃」
山梨県勝沼町で、自然の力を引き出す甘利さんの桃づくり
山梨県甲州市勝沼町で桃づくりを続ける甘利さん。勝沼はぶどうの名産地として知られますが、桃にとっても非常に恵まれた土地です。長い日照時間、昼夜の大きな寒暖差、水はけのよい土壌がそろい、果実に甘みと香りをじっくり蓄えます。甘利さんの畑では、60年以上にわたり化学肥料に頼らず、有機資材と微生物の力を活かした土づくりを継承。樹が健やかに育つ環境を整え、自然の力を引き出す桃づくりを大切にしています。

地元の常連客からも「毎年楽しみ」と評される作り手です。市場に合わせるのではなく、その時期にいちばん美味しい桃を見極めて届ける姿勢に、甘利さんの桃が長く愛される理由があります。ご家庭用には気軽に旬を楽しめる親しみを、贈答用には大切な方へ胸を張って贈れる品質を。勝沼の自然と作り手の実直さが、その一玉に込められています。派手な宣伝より、食べた人の驚きで評価を積み重ねてきた桃農家です。
甘利さんの桃は、どうやって美味しく育てられている?
甘利農園の桃づくりで大切にしているのは、まず土を育てることです。畑には有機資材を入れ、微生物が働きやすいふかふかの土をつくります。化学肥料に頼らず、樹そのものが健やかに育つ力を引き出すことで、桃本来の香りと甘みを高めています。農薬の使用も必要最低限に抑え、収穫まで一玉ずつ状態を見極めながら丁寧に管理。さらに秩父山系から引き入れた清らかな水を畑に使い、勝沼の乾いた気候と強い日差しを活かして育てます。

流通都合で早採りするのではなく、樹の上で味がのる時期を待つことも、甘利さんの桃の美味しさを支える大切な仕事です。手間はかかりますが、樹上でしっかり養分を蓄えた桃は、香りの立ち方、甘みの深さ、果汁の余韻に違いが出ます。見た目だけを整える栽培ではなく、土、樹、水、日差しのバランスを読みながら育てる。そこに、産地直送で味わう価値があります。収穫後は鮮度を落とさないよう速やかに出荷し、畑で育った香りをそのまま食卓へつなぎます。
20種以上の品種で、旬の美味しさをつなぐ甘利さんちの桃
甘利さんちの桃の魅力は、ひとつの品種だけでは語りきれません。早生から中生、晩生まで20種以上の桃を時期をずらして栽培し、その時期に最も美味しい品種を見極めて届けています。硬めでサクサクとした食感が楽しめる早生桃、果汁があふれるようなジューシーな桃、香り高くとろけるような果肉の桃など、季節が進むごとに表情が変わるのが甘利さんちの桃の面白さです。

勝沼町ならではの長い日照時間、昼夜の寒暖差、水はけのよい土壌に加え、有機資材と微生物を活かした土づくりによって、樹が本来持つ力を引き出しています。甘さだけを追うのではなく、香り、果汁感、食感、余韻まで含めて「桃らしい美味しさ」を大切にした味わいです。
品種ごとの個性に合わせて楽しむ、甘利さんちの桃の食べ方
甘利さんちの桃は、品種によって食感や香り、食べ頃の表情が異なります。硬めの桃は、届いてすぐに楽しむとサクサクとした歯ざわりと上品な甘みが引き立ちます。やわらかく果汁の多い品種は、常温で少し香りを立たせてから、食べる1〜2時間前に冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。冷やしすぎると香りが弱くなるため、氷水で短時間冷やす程度でも美味しく味わえます。

まずはそのまま、果肉の香りと甘みをじっくりお楽しみください。朝食にはヨーグルトやフレッシュチーズと合わせて、食後にはよく冷やした皿に並べるだけで上品なデザートになります。硬めの桃は生ハムやチーズとも相性がよく、甘みと香りが際立ちます。品種ごとの個性を比べながら味わうのも、20種以上を育てる甘利さんちの桃ならではの楽しみです。
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