岐阜県でジャガイモ、とうもろこしなどを作られている備中農園の杉江さん。 野菜の味の追求に大変な情熱を傾けられていて、品種・肥料などの栽培方法にこだわるのはもちろんのこと、特に低温熟成にこだわっている備中農園には、熟成用の大きな冷蔵庫が複数あります。
温度、湿度、期間といった熟成の条件によって、旨みがどう変わっていくかを試行錯誤し、ベストの条件を研究されています。じゃがいも、ほうれん草、にんじんなど、新しい熟成野菜を次々と生み出しています。

朝採りしたての一番おいしい状態を保つため、すぐに冷蔵倉庫に入れて、０℃～1℃を保った状態で配送します。それにより野菜の呼吸が抑えられ、ほぼ採れたて状態の、瑞々しい野菜を味わうことができます。

超低温で6カ月以上熟成させた「零熟インカのめざめ」は、普通のジャガイモが糖度8度ほどなのに対し、14度～16度に達するほど、熟成で甘みが強くなります。
栗やさつまいもを食べているのではないかと本気で思えるほどの甘さがあり、2019野菜ソムリエサミットで最高金賞を受賞しました。野菜ソムリエサミットは毎月開催される品評会ですが、2016年からこれまでに、最高金賞を受賞したのは「零熟インカのめざめ」だけというのが、いかに際立っているおいしさか伺えます。
焼き芋のように食べるのが、一番甘さを感じられます。レンジで5分加熱するだけというお手軽さで、ホクホクでさつまいものような甘いスイーツになります。

4つの色鮮やかな品種を組み合わせた、カラフルなカリフラワー。人工的な着色ではなく、自然発生した品種がもともと持っている色で、紫はアントシアニン、オレンジはβカロテンが豊富と、色がついている方が栄養価も高くなります。それぞれ、生育速度が違う品種なので、植え付け時期などをコントロールし、同時に収穫できるよう工夫されています。
茹でると栄養分が溶け出すので、レンジ調理がおすすめ。専用の洗浄機で洗っているので、そのまま調理できます。

備中農園こだわりの「零熟野菜」を味わっていただくセットです。

・零熟じゃがいも男爵
ホクホク系じゃがいもの男爵を熟成しました。一般的な男爵は糖度5度前後ですが、熟成により8～9度まで高めています。零熟インカは焼き芋のように食べるのがおすすめですが、こちらは甘さ控え目なので、じゃがバターやコロッケなどの料理によく合います。

・零熟にんじん
雪室で熟成させる雪下にんじんと同じ仕組みですが、備中農園では温度・湿度を調整した冷蔵設備で熟成し、ベストの状態で出荷します。甘みと香りの高いにんじんです。

野菜ごとに小袋に入れ、専用の発泡スチロールに保冷剤を入れてお届けいたします。

【注意事項】
※インカのめざめは小粒な品種で、大きさはS-Mサイズの混載となります。
※配送中に芽が出ることがあります。
※時期によって、北海道産のじゃがいもを使用する場合がございます。
※長期貯蔵しているため、打ち身などで皮をむいた際に黒く変色している部分があります。腐敗ではありません。