宮城県石巻市に本社を構える「水月堂物産株式会社」は、戦後間もない創業以来、東北の海産物を活かした加工食品を手がけてきた老舗です。代表的な商品「ホヤ酔明」は、東北新幹線の車内販売でも長年親しまれてきた名物。新鮮なほやを丁寧に処理し、独自の味付けと乾燥技術で仕上げた逸品です。

水月堂という社名には、「水」のように柔軟に変化し、「月」のように社会に良い影響を与え、「堂」として仲間と共に進み続けるという想いが込められています。 その理念のもと、「美味しいものを通して人を笑顔にする」ことを使命とし、石巻の豊かな海と共に歩み続けています。

ピザに使われるほやは三陸沿岸で水揚げされた高鮮度素材です。 これらを水月堂独自の「一夜漬け製法」で仕込み、旨みを凝縮させています。

ピザクラストは国内製造の小麦を使用し、ナチュラルチーズとトマトソースが魚介の風味をやさしく包み込みます。 一枚ずつ手作業で仕上げることで、素材ごとの個性が際立つ仕上がりに。 冷凍の状態でも品質を保てるよう、温度管理や衛生管理も徹底されており、焼き上げるだけで石巻の海の香りを感じる贅沢なピザをお楽しみいただけます。

調理はとても簡単です。冷凍のまま、オーブントースターやオーブンで焼くだけでOK。表面のチーズがこんがりと色づき、香ばしい香りが立ったら食べ頃です。

「ほや一夜漬ピザ」は、ほやの独特の香りとチーズのコクが絶妙に調和し、ワインや日本酒にもよく合います。
新鮮な魚介を一夜漬けにすることで、旨みがギュッと閉じ込められ、焼き上げるとふっくらとした食感と香ばしさが広がります。 チーズやトマトなど洋風の素材と、和の調味料である醤油や本みりんを組み合わせることで、和洋折衷の新しい美味しさが生まれました。 従来の珍味づくりで培った技術と、現代の食卓に寄り添う発想が融合した“海のピザ”。 伝統と革新の両立を体現する、水月堂ならではの逸品です。