長野県佐久市で50年以上3代にわたりプルーン栽培を続けている土屋果樹園。
2代目の土屋則明さんは長野県認定のエコファーマーです。

　長野県は国産プルーンの6割以上を占める一大産地。中でも佐久市は日本一のプルーン生産量を誇る地域です。標高が高く昼夜の寒暖差があるために味の濃い美味しいプルーンが育ちます。

　プルーンは、カリウム、カルシウム、鉄分が豊富に含まれ、ビタミンA・Bも多く含みミネラルの宝庫といわれるフルーツです。カリウム、カルシウムなどのミネラルは血液をきれいにする働きがあり、果皮に含まれるセルロースや果肉に含まれるペクチンなどの食物繊維は便通を良くする働きがあり、健康にはもちろん、美容にも役立つといわれています。

　土屋果樹園では採れたてを即日発送、新鮮な生プルーンをぜひご賞味下さい。

　プルーンといえば外国産のドライフルーツで食すのが一般的で、生プルーンはまだまだ貴重な存在です。実が割れやすいなどの理由から生産農家は多くありません。

　そんな貴重な生食プルーンの栽培を日本で最初に始めたのが土屋果樹園。
現在生食用で出回る8割はサンプルーンという品種ですが、そのサンプルーンもこの畑で誕生しました。サンプルーンの他に、プレジデントやオータムキュートなど新品種の栽培にも試験段階から携わるプルーン界屈指の優良農家さんです。

　収穫時期に農園を尋ねると、すべての木にビニールのカバーがかけられていました。鳥害対策と思いきや、雨対策なのだそうです。雨に当たるだけで実が割れてしまう繊細なプルーンを守る秘策です。大変な作業ですが、樹上完熟させるためには欠かせない大切な作業です。収穫期の見極めが難しいプルーンは、早採りしすぎると酸味が強すぎて食べづらく、反対に遅すぎれば柔らかくなりすぎて味もボケてしまいます。完熟で一番美味しい状態をお届けできるのも老舗農家だけがなせる技です。

　日本で栽培されているプルーンのほとんどが生で食べられる品種です。その中で一番生産量が多いのがサンプルーンです。
　1粒約35gでピンポン玉と同じぐらいの大きさです。酸味と甘味のバランスがよく、プルーンの中でも糖度が高い品種です。程よい弾力があり、追熟とともに柔らかくなります。皮ごと食べると程よい酸味が果肉の甘みを引き立てます。

　土屋果樹園では、収穫した日に採れたてを発送しています。
　ブルームとよばれる鮮度を示す表面の白い粉がキレイに付いています。
　届いてすぐに食べると酸味があり濃い味がします。それから数日室内で置いておくと追熟とともに程よく酸味が抜け、穏やかな味へと変化します。食べ比べてみると、ぜんぜん違うフルーツのようで面白いです。ヘタの周辺にシワが寄ってきますが、追熟によるものです。

常温便でお届けします。

冷蔵庫で保管し、なるべくお早めにお召し上がりください。
酸っぱいと感じる場合には、お好みの食べごろになるまで室温で追熟して下さい。