岐阜県でジャガイモ、とうもろこしなどを作られている備中農園の杉江さん。
野菜の味の追求に大変な情熱を傾けられていて、品種・肥料などの栽培方法にこだわるのはもちろんのこと、様々な熟成野菜も開発しています。6カ月以上低温熟成させて甘みを増した「零熟インカのめざめ」は、野菜ソムリエサミット最高金賞を受賞するほど、卓越したおいしさです。そんな熟成名人の杉江さんが、いま一番力をいれて取り組んでいるのが「朝生とうもろこし」です。

とうもろこしは収穫の刺激で一気に呼吸が増えてしまうため、鮮度で味が大きく変わる野菜です。通常は、収穫から手元に届くまでに味が落ちてしまっています。そこで、朝とれたての味のままお届けできないかと開発したのが「朝生とうもろこし」。品種はゴールドラッシュ、味来、ドルチェドリームといった人気のスイートコーンを、時期を分けて育てています。

毎日、とうもろこしの成熟具合を見た目、手触りでたしかめ、完熟の一歩手前の段階で、一気に収穫します。完熟少し手前の方が、皮がやわらかくて生で食べたときのシャキシャキ感が味わえるためです。収穫後、すぐ氷水に漬け、そのまま専用冷蔵庫で0℃～1℃を保ったまま乾燥・保管し、とうもろこしの呼吸をぎりぎりまで抑え、糖がデンプンに変わるのを防ぎます。そのまま温度が上がることなく、手元に届くので、産地とれたての味が楽しめるのです。

とうもろこしを個包装しているオーラパックも、年々改良を重ねたこだわりの特注品。とうもろこしが仮死状態になる、ほどよい呼吸量になるように調整されています。

朝生とうもろこしは徹底した温度管理で鮮度をキープしているので、糖度16度以上(通常14度前後)、含水率85%以上(通常77%前後)と、甘さとみずみずしさが際立っています。

まずは冷やして生で味わってもらいたいのですが、上品ですっきりとした甘みがあり、シャクシャクと梨のような食感です。加熱した方が甘みは強く感じますが、さわやかな味わいを求めるなら生もおすすめです。
加熱しても、ホクホクの甘みが際立ち、もちろんおいしいです。オーラパックをラップ替わりに使えるので、手軽にレンジ調理できるのも嬉しいポイントです。

一本ずつ鮮度保持のオーラパックに包み、保冷剤入りの発泡スチロールでお送りします。到着後はすぐにお召し上がりください。保存する場合は、加熱調理してから冷蔵したほうが、後で美味しく召し上がれます。