豊洲市場のまぐろ仲卸店吉富。生本まぐろを専門に取り扱い、仕入れたまぐろを即さばいて出荷しています。出荷先は都内の一流店ばかりです。

本まぐろ（別名クロマグロ）は、まぐろの最高峰。キハダマグロ、ビンチョウマグロ、メバチマグロとは別格。大きいものは300kg以上にもなるまぐろの王様です。世界中から本まぐろが集まってくる豊洲市場の中でも、社長の萩原さんが目利きして、最高のものを厳選しています。

吉富では産地にこだわらず、その時季に美味しい旬の本まぐろを仕入れています。まぐろは回遊魚のため世界中の海を泳いでいます。国産が常に一番おいしいわけではありません。

冬は京都、夏はボストン、秋はカナダなど、季節によって旬の本まぐろの産地が変わります。吉富ではその時々で一番脂がのって美味しい本まぐろを仕入れています。時には養殖本まぐろも仕入れます。一度も冷凍されていない生本まぐろのため、産地から空輸で豊洲まで届けられています。

吉富の萩原社長はまぐろの鮮度にこだわります。まぐろはブロックでは1週間以上、適正に保管して熟成させることも可能です。しかし、萩原社長は仕入れた本まぐろはすぐにさばいて、注文が入っているお店に冷凍を一回もせずに生のまま即出荷しています。鮮度の良い本まぐろの美味しさを大事にしています。

吉富では、150kg前後の本まぐろを扱っています。テレビに出てくるような300kg超の本まぐろも存在しますが、150kg前後のものが旨味が凝縮していて味が濃厚。鮮度に関わる髪の毛より細い血管一本まで丁寧に抜いてから出荷しているので、プロも納得の美味しさに仕上がっています。

ぶつ切り用は、筋が強めの部位です。白く見えている部分が筋で、口に当たると硬く感じます。特に下の脂がのっている部位に筋が強く入っています。
切り方は、まず上下に分けるように、真ん中で切ってください。次に、筋に対して垂直に包丁を入れて切ってください。お好みの厚みで切ってください。

お刺身としてもお召し上がりいただけますし、マグロ丼に最適です。

約400gに柵どりした生本まぐろの中トロをお届けします。冷蔵です。
鮮度を保つシートで包んでいます。
温度変化が少なるよう、まぐろの上下を氷で挟み、発泡の箱に入れて発送します。

冷蔵保存で2～3日以内にお召し上がりください。吉富の生本まぐろは高い鮮度を保っているため、通常より長く美味しく食べられる期間がありますが、できる限り早くお召し上がりいただくことをおすすめいたします。