さらヰは本州最南端に位置する県、和歌山県田辺市上芳養（かみはや）にて梅を作って50年以上。自家農園で有機肥料を使って土を作り、低農薬で栽培しています。
完熟の南高梅をその日のうちに洗浄し、あらびき天日塩のみで漬けこみ樽で熟成させたあと、夏の炎天下で5日5晩天日干して作っています。昔ながらのすっぱい梅干し『白干し梅』から変わり梅の『はちみつ』まで一つ一つ丁寧に更井さんがつくりあげています。

更井さんは、梅が樹上でしっかりと完熟して、自然落下した実だけを使います。そのため、非常に皮が薄く果肉がたっぷり詰まっています。酸っぱさの中にもコクや旨みが感じられます。

自然落下した実は、放っておくとすぐに腐ってしまいます。そのため、収穫期がくると大変です。落ちた実を全部拾って、その日のうちに洗って塩に漬けこみます。水分が抜けたら、次は天日干し。これを毎日繰り返されています。完熟梅で漬けこむからこそ、和歌山ならではの美味しい梅干しに仕上がります。

さらヰは白干し梅、しそ漬け梅、はちみつ梅、うす塩梅、小梅、つぶれうめなどをラインナップしています。
白干し梅は昔ながらのすっぱい梅干し。これぞ梅干しという伝統的な味わいです。はちみつ梅やうす塩梅は塩分濃度が約8％の塩分ひかえめの梅干しです。

つぶれうめは、皮がやぶれている梅干しです。味にまったく問題ないのですが、贈答用にできないためつぶれうめとして徳用で販売しています。ご家庭用としておすすめです。