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カワカミ蓮根
熊本県玉名市
6~2月
美しい水から生まれる味「カワカミ蓮根」
熊本・玉名でれんこん産地の価値を高めるカワカミ蓮根
熊本県玉名市でれんこん作りに取り組むカワカミ蓮根は、熊本のれんこんの価値向上に正面から挑んできた農業法人です。かつて熊本産れんこんは市場評価が高いとは言えず、他産地に比べて価格面でも見劣りする時代がありました。そこで同社は、単に量を作るのではなく、「大きく、使いやすく、無駄の少ないれんこん」を安定して届けることで、品質そのものを磨き上げてきました。

阿蘇の山々から続く清らかな伏流水と、玉名の豊かな田園地帯に支えられた圃場で、露地栽培のれんこんを中心に、初夏のハウス新れんこんまで幅広く生産。耕作放棄地の再生にも取り組み、地域の農地を次世代へつなぐ姿勢も大きな特徴です。熊本のれんこんを、誇れる産地の味へと育てる生産者です。
どうやって熊本・玉名の水と土を生かして育てられている?
カワカミ蓮根の栽培は、水と土への丁寧な向き合いから始まります。れんこんにとって水は命そのもの。熊本の大切な地下水を守るため、圃場では必要な時に必要な量だけ水を入れる管理を行い、畔を高くして止水板で囲うなど、水を無駄に流さない工夫を重ねています。

露地栽培では季節ごとの気温や水温、藻の発生、虫の動きなどを日々確認し、機械だけに頼らず、人の目でれんこんの小さな変化を見逃さないことを大切にしています。肥料は老舗肥料メーカーと共同開発した独自配合を用い、れんこんが健やかに育つ土づくりを追求。収穫には国内でも希少な収穫機「堀丸」を活用し、泥の中から鮮度を損なわないよう丁寧に掘り上げています。水、土、人の観察力が支える栽培です。
みずみずしい甘みと、料理に使いやすい確かな品質
カワカミ蓮根の魅力は、みずみずしい甘みと、シャキッとした歯ざわり、そして調理しやすい扱いやすさにあります。軽く加熱するだけで自然な甘みが立ち、れんこん特有のえぐみを感じにくい澄んだ味わい。露地れんこんはしっかりとした食感と旨みがあり、煮物やきんぴら、天ぷらなど日々の料理に幅広く使えます。一方、初夏に出荷されるハウス新れんこんは、若々しいみずみずしさと皮まで楽しめる繊細な歯ざわりが特徴です。

収穫後は自社選果場へ運び、洗浄、検品、箱詰めまで一貫して管理。一般的な出荷形態と異なり、1~3節にカットすることで検品精度を高め、家庭でも店舗でも使いやすい状態に整えています。2℃設定の冷蔵庫で予冷し、鮮度と品質を守って出荷しています。
露地れんこんは焼き物や煮物に、新れんこんは刺身風にも
カワカミ蓮根は、季節や部位に合わせて食べ方を変えると、その美味しさがより引き立ちます。露地れんこんは、まず厚めに切って焼き、塩やぽん酢で味わうのがおすすめです。火を入れることで甘みが増し、シャキッとした食感の奥にほくっとした旨みが感じられます。天ぷらにすれば香ばしさと歯ざわりが際立ち、煮物ではだしを含んで上品な味わいに。

きんぴら、はさみ焼き、筑前煮、酢れんこんなど、和食の定番にもよく合います。初夏のハウス新れんこんは、皮つきのまま沸騰した湯で2~3分ほど茹で、粗熱を取って薄切りや縦切りにすれば、刺身風に楽しめます。塩や柚子胡椒を添えるだけで、若々しい香りとみずみずしい甘みが広がります。普段の食卓から晴れの日まで使える、頼もしいれんこんです。
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