浜名湖畔で養殖されているヒラメ。育てる水、温度から、与えるエサ、締め方に至るまで徹底的にこだわった伸東ヒラメ。

非常に高い鮮度でお届けできるうえ、「津本式究極の血抜き」と呼ばれる神経締めと血抜きを丁寧にほどこしているため、熟成することで旨味が増します。

伸東ヒラメは、養殖という生産効率を重視したイメージとは全く逆の、信じられないほどの手間をかけた養殖ヒラメです。
伸東養魚は浜名湖のほとりにあるため、簡単に海水が手に入りますが、敷地内で汲み上げる浜名湖地下浸透海水を使用しています。菌や寄生虫の心配がありません。また、成魚には配合飼料を与えるのが通常ですが、伸東ヒラメは生魚をそのまま与えています。そのため、養殖による臭みが全くなく、天然魚のような味わいになっています。

生きている魚を締めてから出荷する場合、その締め方によって味が大きく変わります。魚は暴れるために下手な締め方だと全身に血が回り、体温が高くなって身がやけてしまいます。

津本式究極の血抜きは、まさしく究極の締め方です。津本光弘氏が体系化した方法で、神経締めのあとに全身から血を抜きます。その方法は公開されていますが、1匹ずつ手作業で行うため、大変手間がかかります。しかしその効果は抜群。天然ヒラメを超える身質にもなり、さらには熟成させることで旨味が増します。

しずおか食セレクションは、高品質な静岡県の農林水産物の中から、国内外に誇りうる価値や特長を備えた商品を静岡県独自の認定基準に基づいて認定した食品です。

伸東ヒラメは2020年に認定された9商品のうちの一つ。その高い品質が静岡県を代表する商品として評価されています。

なんといっても刺身が一番美味しい食べ方です。伸東ヒラメの最大の特長は、津本式究極の血抜きで処理されているところ。鮮度が高いうえに、適度な熟成により旨味が増します。

さばきたてはプリプリとした白身魚特有の食感があり、熟成するとしっとりやわらかくなり、グッと旨味が増します。