つむぎ果樹園は岐阜県高山市にある桃農園です。岐阜県は桃産地としてあまり有名ではありませんが、標高が高い飛騨高山は昼夜の寒暖差が大きく、山に囲まれた盆地で日照時間が長いので、甘くて美味しい桃が育ちます。
3代目の前坂治臣さんは、脱サラ後に2代目の元で研修し、2011年につむぎ果樹園を継ぎました。もっと飛騨の桃を全国の方に知ってもらいたいと、糖度を厳選したプレミアム桃「飛騨のたからもも」を作りました。

前坂さんは60品種以上の桃を試し、飛騨の気候にあった30品種を厳選して育てています。新品種の開発もしていて、2023年に出願公表した「つむぎ」は、ここでしか育てられていない希少品種です。
飛騨高山は積雪のため、雪のない時期しか農作業ができないのですが、剪定など手間のかかる作業を丁寧に行っています。味を良くするため肥料にこだわって土作りをして栄養たっぷりに育て、すべての桃を糖度センサーでチェックしてから出荷します。

「飛騨のたからもも」は、一玉一玉、出荷時に桃の糖度を測っています。通常品でも13度以上あり、桃は平均11～12度と言われているので十分な甘さ。特上桃は15度以上、極上桃は18度以上のプレミアムな桃です。
糖度保証の確かな甘さとほどよい酸味があり、香りも豊かでとてもおいしいです。30品種の中から、その時期に旬の桃を発送します。

常温で保存し、好みの柔らかさまで追熟したらお召し上がりください。9月以降の品種は、甘みは強いのですが追熟しても柔らかくなりにくく、硬いまま食べる桃になります。
食べる1～2時間前に冷蔵後で冷やすのがおすすめです。
家庭用は形がいびつだったり傷がある桃ですが、糖度は15度以上で味は通常品と変わりありません。