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堀内果実園(吉野本かりん)
奈良県五條市西吉野町
11月
堀内果実園「吉野本かりん」
吉野の山に生きる果樹の匠、堀内果実園
奈良県五條市西吉野町。深い山々に抱かれたこの地で、百年以上にわたり果樹づくりを続けるのが「堀内果実園」です。古くから柿の名産地として知られる吉野の地で、園主・堀内俊孝さんは「安心で美味しい果物を次の世代へつなぐ」ことを使命としています。園には樹齢100年を超える柿の木が今も現役で実を結び、世代を超えて大切に守り育てられてきました。

伝統に甘んじることなく、常により良い栽培を追求する姿勢が堀内果実園の原動力。減農薬・減化学肥料の特別栽培を徹底し、自然のリズムに寄り添いながら果樹と向き合う誠実な姿勢が、多くのファンに支持されています。
特別栽培で守る、子どもにも安心な果樹づくり
堀内果実園では、奈良県の認定を受けた「特別栽培」を実践しています。化学農薬と化学肥料の使用を慣行栽培の半分以下に抑え、手間とリスクを惜しまずに安全性と品質を両立。健康な土づくりを基本とし、木を粉砕して作るチップを混ぜたふかふかの土壌を育て、モグラやミミズが生息する豊かな生態系を維持しています。

冬の剪定では風通しと日当たりを計算して枝を整え、春には摘蕾や摘果を丁寧に行うことで、一玉一玉にしっかりと栄養を行き渡らせます。受粉にはミツバチの力を借り、自然と共に実りを得る。そんな持続可能な果樹づくりが堀内果実園の誇りです。
本かりんが放つ、芳醇な香りと生命の力
堀内果実園が育てるのは、希少な「本かりん」。西洋原種のマルメロとは異なり、果皮はつるりと滑らかで、果肉が締まり香りが格別に濃いのが特徴です。秋になると、黄金色に色づいた果実の表面に天然のオイルが浮かび、甘く深い香りがあたりに漂います。これは果実が完熟した証。

かりんはそのままでは硬く渋みがありますが、果実酒やシロップに加工することで、まろやかな甘さと豊かな芳香が引き出されます。 香り高く、果実の力強さをそのまま感じる堀内果実園の本かりんは、吉野の自然が育んだ“癒しの果実”です。
秋の手しごとを楽しむ、かりんシロップと果実酒づくり
堀内果実園の本かりんは、生食には適しませんが、漬け込むことで真価を発揮します。果実が黄色くなり、表面にぬめりと香りが出てきたら仕込み時。スライスしたかりんと氷砂糖を交互に瓶に入れ、2〜3か月ほど寝かせれば、香り高いかりんシロップが完成します。はちみつを加えると優しい甘さに仕上がり、焼酎を注げばかりん酒としても楽しめます。

自家製シロップは、お湯割りや炭酸割りで香りを楽しむほか、のどのケアにも最適。乾燥の季節にうるおいを与えてくれる、昔ながらの家庭の知恵です。
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堀内果実園・吉野本かりん

¥ 3,980 税込
  • 送料無料
  • 産地直送
  • 日時指定不可
発送時期は11月上旬から下旬です。通常、3~7日で発送します。
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