旨味が凝縮された濃厚な味わいの“国産天然あさり”。
あさりの生育に適した三河湾では、天然のあさりが育ちます。ぷっくりとしたその身は、貝殻の中いっぱいに詰まっていて、身質は柔らかく、旨味が凝縮されています。

品種名をウチムラサキという大型のあさりです。その大きさなんと１０ｃｍ！写真のように、特大のあさりと比べてもこの大きさ！
三河湾では、焼大アサリが名物料理となっていて、旅館や民宿の定番料理になっています。北海道から中国大陸まで広く棲息している貝ですが、三河湾では名物となっている特産品です。
普通のあさりのように汁ものにするよりは、断然新鮮な大あさりを網焼きにするのが美味。包丁で真っ二つに切って、網で豪快に焼くのが定番です。濃厚な旨味はビールにぴったり。バーベキューなどで盛り上がること間違いなし！

三河湾六条潟は干潟や浅場が多く、あさりが生育する条件にとても恵まれています。三河湾は日本一のあさりの産地です。広さ604平方キロメートル、平均水深9.2メートルの浅くて極めて閉鎖性の強い湾です。その為、豊川上流からの正常な土砂、ミネラル水などの供給機能があり、毎年新たな良質な土砂が干潟に供給される。干潟の天然更新ができています。

その水には、あさりの餌となるプランクトンが豊富に含まれているため生育が良く、また塩分濃度が1.9～2.0%で安定しているため、そこで生育したアサリの身は柔らかくふっくらしています。（塩分濃度が2.5％位高くなると身が硬めになると言われています。）

特に、３月～盆暮れ(毎年海の状況で多少ずれます)の時期は放卵前であるため、身入りが良く、甘み成分であるグリコーゲンを多く含んでいます。身に栄養が多く取られるため、殻まで栄養がまわらず、殻は薄くなる傾向が強いのも特徴のひとつです。

1.生の状態で、写真のように包丁を入れて真っ二つにします。
2.大あさりは砂だしをしても、砂や小石が中に残ります。写真のように身と貝殻の間に指を入れて流水で洗い流してください。
3.貝を二つに分ける場合は、貝を縦に立てて、蝶つがいの部分を切ってください。立てないと切れません。
4.網の上で焼いて、最後にちょっと醤油で味付けすると、美味しくお召し上がりいただけます。