徳島県の鳴門市といえば、鳴門海峡で育ったわかめが有名です。うずしおが発生するこの狭い海峡で育ったわかめは、激しい潮流にもまれて美味しくなることが知られています。その中でも大きく成長する前の小さなわかめを厳選したものが「芽生えわかめ」です。徳島県の特選ブランドにも認定されています。

芽生えわかめは柔らかく、通常のわかめでは食べない茎まで食べることができます。一噛みすれば、フレッシュな磯の香りが口の中に広がります。そのため、ササっと湯通しして、しゃぶしゃぶやサラダにすると絶品です。

芽生えわかめは、鳴門わかめの新芽です。鳴門わかめは約2mの長さに成長したものを収穫していますが、芽生えわかめは大きく成長する前の50-60cmのものを選別しています。そのため中心部の茎まで柔らかく、軽く火を通すだけで食べられます。

火を通していないわかめは、写真のように茶色をしています。お湯に入れて、10秒ほどで鮮やかな緑色へと変化します。特に柔らかい芽生えわかめは、色が変わったらすぐにお湯から揚げてください。フレッシュな磯の香りをお楽しみいただけます。

この芽生えわかめをブランド化したのが、後藤昭重さん。自ら海に出て収穫したわかめを日本全国に発送しています。平成24年3月には徳島県が審査し「とくしま特選ブランド」に登録されました。

とくしま特選ブランドは、贈答品として人に贈りたくなる徳島県産の農林水産物を県知事が登録したもの。関西の台所とも言われる食材豊富な徳島県が誇る逸品ばかりです。

芽生えわかめのおすすめの食べ方は、しゃぶしゃぶ。お湯が沸いた鍋に、食べやすい大きさに切ったわかめを入れるだけです。あっという間に鮮やかな緑色に変わりますので、色が変わったらすぐに揚げてください。ポン酢で食べると一層美味しくお召し上がりいただけます。
湯通ししたわかめをサラダに使っていただくのもおすすめです。どちらもできる限り熱を加えずにお召し上がりいただくのが、美味しい食べ方です。

1箱に500gの芽生えわかめが入っています。50-60cmのわかめが7-8枚入っています。
日持ちはしません。届けした日から1-2日以内に調理してください。
保存する場合は、湯通しした後に冷凍するか、塩漬けにするという方法もあります。

生わかめを食べられる季節は限られていますので、保存せずに食べ切っていただくことをおすすめします。