ドリームファーマーズは、大分県宇佐市の専業農家を継ぐ農業青年実業家のチームです。メンバーそれぞれがブドウ栽培のプロフェッショナルであり、その素材を使って加工品を作っています。メンバー全員が農薬指導士の資格を有し、安心安全なブドウ栽培を行っています。ドリームファーマーズがブドウを栽培している産地は、大分県宇佐市安心院(あじむ)。この地域を含む宇佐地域は、2013年に世界農業遺産にも登録されており、美しい自然に恵まれ、美味しい農産物ができることで有名です。その中でも安心院は、ぶどう、お米、すっぽんなどの産地として知られています。ドリームファーマーズでは、メンバーがそれぞれが専門のピオーネ、シャインマスカット、巨峰などを栽培しています。完熟で新鮮なブドウを産地直送いたします。さらに、そのこだわりのブドウで、無添加の干しぶどうを作っています。自然の甘味、酸味が凝縮されていて、噛むほどに美味しさが伝わってきます。
宮田宗武(株式会社王さまのぶどう)1975年生まれ。東京農業大学大学院を卒業後就農。「忘れられない美味しさ」をテーマに、より自然な種入り品種にこだわり、「王さまのぶどう」というブランドでオリジナル加工品等、さまざまな事に挑戦する青年実業家であり、ドリームファーマーズのリーダー。
「王さまのぶどう」は宮田宗武さんが作る種ありの巨峰です。巨峰は1955年に品種登録され、長く日本で栽培されているぶどうの王道ともいえる品種です。宮田さんは、種がある自然なぶどうにこだわっています。ぶどうの種なしとは、品種によるものではなく、ジベレリン処理という薬剤処理によって種なしになります。この処理を行うと、種が無くなるうえに粒が大きくなります。細胞が肥大化するためですが、その分味が薄くなるとも言われています。宮田さんは、このジベレリン処理をしない自然な巨峰だけを栽培されています。そのため、ギュッと凝縮された果実は、甘味と適度な酸味があり、巨峰本来の濃厚な味をご堪能いただけます。種なしが今の時代の流行ですが、改めて種ありのぶどうを食べると、その濃厚な味わいにおどろきますよ。
王さまのぶどうは、写真上段の箱に詰めて発送いたします。1箱に2-3房がぎっしり入っています。1房は250g-350gほどで小さめですが、巨峰は大房にすると、一粒一粒の味が薄くなってしまいます。巨峰はほっておくと800gくらいの大きな房になります。宮田さんは手間をかけて、あえてこれくらいの大きさに調整して栽培されています。写真右下のように種ありの巨峰は、粒が取れやすいです。特に王さまのぶどうは完熟状態で収穫するために、粒がとれやすい状態となっています。品質には問題ございません。熟したら、実が落ちるという自然な状態だと考えてください。【実をあまり落とさずに取り出すコツ】箱を裏返し、底面を開けてぶどうを取り出した方が、実が落ちにくいです。