小野さんは伝統ある小野桃園の三代目として、山梨の桃の素晴らしさを広く知ってもらいたいという思いで、日夜桃づくりを研究しています。いままではレストラン向けの販売がほとんどでしたが、コロナの影響もあり、2020年から本格的な一般向け販売を始めました。

日本一の桃産地の山梨県は、日照時間が長く、豊富な日射量と昼夜の激しい寒暖差で、桃が実を守ろうと糖度を一気に上げてくれるので、濃厚で上品な味わいの桃が育ちます。小野桃園では樹上でぎりぎりまで完熟させるので、甘さと香りがピークの状態でお届けします。

小野さんは化学肥料を使わず、減農薬で桃を育てています。桃は病害虫に弱い果樹ですが、様々な工夫で農薬を極力へらして育てる方法を確立しました。土づくりにもこだわっていて、堆肥に善玉菌を混ぜることで病気に強い樹になったそうです。代々受け継がれ、改良を重ねた土は、歩くとふかふかでやわらかく、適度な水はけの良さがおいしい桃づくりに役立ちます。

栄養を集中させて、完璧な桃を育てるため、一つの枝には一つの実だけ残します。段階的に5個→3個→1個と、状態の良い実を選別して、他は落としてしまうので、農園の地面一面に、間引かれた小桃が落ちていました。小野桃園は約9000坪もあり、とても広いのですが、ご夫婦二人で樹を一本ずつ見て回り、よく実りそうな実を丁寧に選別しています。

樹上完熟した桃はとても甘くて果汁たっぷり。三つ星フレンチレストランのL'Effervescence（レフェルヴェソンス）にも、その味が認められて愛用されています。食材を厳選する三つ星レストランに認められた味をお試しください

27品種の中から、その時期にベストな品種を選んでお届けします。
※8月中旬以降は、やや硬めの品種が多くなります。

【通常品】　化粧箱に入れてお届けしますので、贈り物にも使っていただけます。お届けの品種と、到着後の食べごろがわかるガイド入りです。
【プレミアム】　樹の外側の部分になった、糖度16度以上の栄養豊富な実を厳選しています。見た目、味、ともに最高級の逸品です。
【シャトーブリアン】一本の樹からわずか3%しか採れない、糖度20度以上の厳選された桃です。桃の古木から造った木箱に入れてお送りします。