京都丹波牧場は京都府亀岡市を中心とする丹波エリアで、明治元年から五代続く黒毛和牛の生産牧場です。現牧場長は平井和恵さん。自らが全国に飛んで仔牛を見極めて仕入れ、一頭一頭愛情をこめて育てられています。

高い品質を維持するため、生産頭数は月間40頭程度に限定。その味は星付きのレストランや、五つ星ホテルの一流料理人に認められ採用されています。

これまでに京都丹波牧場は、様々な品評会で受賞してきました。京都の品評会では「最優秀賞」「京都府知事賞受賞12連覇」という偉業を達成。競合ひしめく近畿の品評会でも「最優秀賞」や「農林水産大臣賞」を受賞しています。

さらに、5年に1度開催される全国和牛能力共進会においては、松阪牛・神戸牛・近江牛などのブランド牛と競い、2位と5位を同時受賞しています。

平井牛の味わいは、和牛特有のサシが持つ甘みのある旨みだけではありません。お肉を焼くと、旨み成分であるアミノ酸と糖が反応して、ヒトの五感を刺激するなんとも良い香りが漂います。平井牛はこの香りすら別格。食べる前から、その美味しさを感じさせてくれます。またアクがほとんど出ず後味が良いため、霜降り肉とは思えない食べやすさが特徴です。

その美味しさから、星つきレストランが採用。高級ホテルの中でもアマン京都 「鷹庵」、ザ・リッツ・カールトン京都、フォーシーズンズホテル京都など、名だたる高級ホテルで採用されています。

旨みが凝縮されたお肉を作りあげるために、京都丹波牧場には強いこだわりがあり、牛をストレスなく、健康に、通常より長く育てています。

1．清らかな水と健康的な飼料
南丹市は水の郷百選にも選ばれた名水が湧き出るエリア。地下150mから汲み上げた天然地下水を飲んで育ちます。飼料は、月齢14ヶ月まで草や小麦で草食の胃づくりをして、それ以降はトウモロコシや稲わら、米ぬかなどを自家配合した濃厚な飼料をつくり、健康で立派な体を作っています。

2．ストレスフリーな肥育環境
平井牛は滅多に鳴きません。それはストレスが少ない環境だからこそ。常にきれいに整え、涼しい環境を用意することで、エサをよく食べ、熟睡し、健やかに育っています。

3．堅実な長期肥育
通常黒毛和牛は生まれてから平均28ヶ月で出荷されます。平井牛は、それよりもかなり長い30～36ヶ月肥育しています。黒毛和牛は30ヶ月を過ぎると、脂の融点が下がり、人の体温で溶けるほどになります。効率ではなく、あくまで品質重視で、プロが適期を見極めて出荷しています。

4．優れた血統と細やかな管理
血統の良い子牛を厳選、または自ら繁殖しています。代表自らが全国を廻り、優れた血統の子牛を選び、自分の目で確かめて仕入れています。そのため京都丹波牧場では生育方針を理解し、共感と信頼ができると認めた繁殖農家の子牛のみです。こうして選び抜いた子牛を肥育員が日々健康管理を行い、愛情込めたブラッシングによるスキンシップを行い育てています。

平井牛のスジ肉。これほど上質なスジ肉を入手することは困難です。最高の黒毛和牛として育てられた平井牛だからこその美味しさがあります。雑味がなく、アクの出ない肉質は、カリッと焼いて塩、塩ゆででポン酢などシンプルな調理で美味しいです。スープやカレーなどの煮込み料理にも適しています。

専用の化粧箱に入れて、冷凍でお届けします。

届いたら冷凍庫で保存してください。解凍は、冷蔵庫に移して解凍してください。解凍後はその日のうちにお召し上がりください。

調理する際は、常温に戻してから調理してください。一層風味が引き立ちます。詳しい解凍・調理方法を記載した資料が同梱されています。