水沢うどんは、群馬県の伊香保温泉付近で名物となっているうどんです。香川県の讃岐、秋田県の稲庭と並んで日本三大うどんの一つと称されます。水澤寺の参拝客に振舞ったものが起源とされていて、400年以上の歴史があると言われています。メインはざるうどんで、茹でたてのコシのある喉ごしの良さが特徴です。

伊香保温泉付近にはたくさんの水沢うどんのお店があります。その中でも人気店が大澤屋です。人気の秘密は、艶やかで喉ごしの良いうどんと、毎朝大量のかつおと昆布からだしをとる「つゆ」の美味しさにあります。また、自社契約農場の群馬県産100％小麦を使った全粒粉麺を独自に開発したり、カレーうどん専門店をつくったりと老舗でありながら先進的な取り組みをしているお店です。

大澤屋は1587年に創業した本家の系統にあり1970年にのれん分けし、現在の大澤屋があります。昔ながらの麺づくりと、毎朝作るつゆの味という伝統を守りながら、群馬県産小麦を100％使った全粒粉うどんや、カレーうどん専門店「游喜庵」を運営するなど、新しいことに挑戦しているお店でもあります。

大澤屋の水沢うどんは、食べる際につゆをたっぷり浸けてお召し上がりくださいとおすすめされます。つゆは醤油などで味を濃くしたものではなく、カツオや昆布のだしがしっかりと効かせたものなので、たっぷり麺を浸してもうどんそのものの美味しさを損ないません。うどんは打ちたてのものが供され、コシが強く、ツヤがあってツルツルと喉ごしの良い麺です。

大澤屋の水沢うどんの特徴は強いコシがあって、透明感があり、喉ごしが良いことです。この特徴を出すために、生地を鍛えて寝かせることを繰り返し、27もある工程を2日間かけて作ります。素材は小麦粉と食塩のみ。しかも、気候によって仕上がりが変わってしまうため、職人の感性と技で微調整し仕上げられます。
つゆは毎朝、大量のカツオと昆布から出汁をとり、それを秘伝のかえしと合わせることでできます。風味が良く、出汁の旨味が効いたつゆは味が濃いわけではありません。つゆにうどんをたっぷりと浸けて食べても、うどんの風味を損なわず、味を引きたてます。
また、人気のごまつゆも毎朝使う分だけを、すり鉢で手造りしています。風味の良い金胡麻を使用し、手作り味噌と砂糖、大澤屋の出汁を加え作られています。

水沢うどんの本物の味をお楽しみいただくため、大澤屋が毎日作る本生うどんをお届けします。
本生うどんは、お店で提供されているうどんと同じものです。消費期限は発送から冷蔵保存で10日です。生うどんのため長期の保存はできません。なるべく早くお召し上がりください。