ゆめぴりか、ふっくりんこ、ななつぼし。すべて、平成26年度に「米の食味ランキング」で特A(最高ランク)を獲得した、北海道のお米です。
かつて”美味しいお米”といえば新潟県で、北海道のイメージはありませんでしたが、現在では寒さに強くて美味しい品種が次々と開発され、北海道でも美味しいお米が栽培されています。

北海道夕張郡栗山町の杵臼(きなうす)という地にある「きなうすファーム」はこの3品種に特化し、すべてを特別栽培米として育てています。

共通している理念は「必要以上の農薬や化学肥料は使用しない。必要なときだけ手を差し伸べ、作物本来の力を最大限に引き出した力強い作物を育てること。」
農薬を半分に減らし有機肥料を使用、地力を高めた水田でじっくり育てられたお米は、どれも個性があり非常に美味しいです。

きなうすファームでつくられるお米はすべて農薬を通常の半分以下に減らして育てられた特別栽培米です。

杵臼（きなうす）という地名から連想できるように、もち米が多く栽培されていた土地でしたが、現在では米の消費量の減少に合わせて米農家も激減しています。そんな危機的状況を打開しようと8年前、米農家3戸が集まってスタートしたのがきなうすファームです。
3戸が協力して行なうことで、大規模な機械や設備を導入でき、その最新技術が農薬を減らす大きな手助けになっています。

収穫を終えたあとの乾燥や貯蔵にも工夫があります。
遠赤外線を使用した乾燥機で乾燥させているので、従来の熱風乾燥よりも低温、つまりより自然乾燥に近い形で乾燥でき、お米の品質が維持できます。
また、米が劣化しないよう冷蔵貯蔵庫で保管し、発送直前に精米して産地から直送しています。

きなうすファームで栽培されているのは、多々ある北海道米のなかでも特に評判の高い3品種です。それぞれ個性があるのでお好みや用途に合わせてどうぞ。

【濃厚な味のゆめぴりか】
北海道最上級ブランド米として全国でもよく知られたお米となったゆめぴりか。
こしひかりより少し大きめで、強い粘りと豊かな甘みで濃厚な味わいです。つややかで美しい炊き上がりは食欲をそそり、白いご飯そのものを味わうのがオススメです。

【バランスのとれた食味のふっくりんこ】
その名の通り、見た目・食感がふっくらとしています。粘り・硬さ・香りのバランスが良く、飽きのこない味は、おにぎりや和食によく合い、料亭などで食のプロも多く使用するお米です。大手航空会社のファーストクラスでも提供される実力の持ち主。北海道の限られた地域でのみ栽培されています。

【さっぱり味のななつぼし】
コシヒカリと同じ程度の大きさ、ややさっぱりした味で、冷めても美味しさが長持ちします。お弁当やお寿司・和食・朝ごはんに合います。北海道米生産量ナンバー1の品種です。かつて主流だったササニシキに似た味わい。

3種を化粧箱に入れて、無洗米でお届けします。
どなたでも手軽に炊けるので贈答用にピッタリです。