白いかは、山陰地方で水揚げされるヤリイカです。太平洋側で獲れる剣先いか（ヤリイカ）と同種ですが、やや胴が短く太いのが特徴です。イカの中でも甘味があって、最高級ランクに位置づけられるイカです。

漁は初夏から秋にかけて、定置網や一本釣りで行われます。安心堂で産地直送する白いかは、御崎漁港の漁師、大福丸の渡辺さん（80歳）をはじめとする数名が一本釣りしたものに限定しています。漁は夜間に始まり、漁港に戻るのは夜中の2時過ぎです。そこから、いいものを厳選し産地から発送いたします。

イカに脂はないので、大トロと呼ぶには語弊がありますが、その甘味、旨味、食感は、イカの中でも最高級という意味で使わせていただきました。
まずはその甘味。イカの中でも郡を抜いて高い甘味があります。刺身、寿司、天ぷらと、どのような料理に使っても抜群の甘味を感じていただけます。次にその濃厚な旨味。噛めば噛むほどに旨味が溶け出てくる濃厚な味わいを持っています。また、緻密な肉質がもたらす絶妙な軟らかさも、このイカの特徴です。弾力があって、適当な歯ごたえがある軟らかさは、生でも加熱しても楽しめます。

御崎漁港の一本釣り白いかは、漁師が手で白いかを釣り上げています。一匹ずつ丁寧に扱われていて、鮮度と品質は最高の状態を保っています。
写真左は、釣り上げられた白いかが漁港で氷漬けにされている状態です。ここから卸にかけられます。写真右は、漁港から宅急便で届けられて解凍した状態です。身に透明感があってツヤがあり、目は活きているかのように輝いています。

白いかは、保冷剤とともに発泡スチロール箱に入れ、冷凍便でお届けいたします。

大きさは、1杯150g-300gほどのものを混載いたします。