麺匠出雲たかはしは出雲大社から車で奥出雲方面に車で30分行った山間にあります。きれいな水と澄んだ空気、山と田畑で囲まれた場所です。創業の昭和24年から代々麺作りに携わる麺の匠です。

出雲といえば出雲そばが有名です。出雲そばは玄そば（そばの殻付き）を挽いた粉を使った麺です。そのため、殻の黒色が入り、黒いそばに仕上がります。殻ごとそばの実をすべて使うため、色が黒くてコシがあり、香り高いことが特徴です。栄養価が優れていることも長所の一つです。

麺匠出雲たかはしでは、伝統的な出雲そばを代々作り続けながら、様々な麺作りに挑戦されてきました。奥出雲の天然水を使用したり、最新技術を導入するなどして、即席にゅうめん、無添加ラーメン、豆腐うどんなどなど、様々な麺を作りあげて人々を魅了してきました。

麺匠出雲たかはしが創業より作り続ける伝統の出雲そば。皮ごと挽いたそば粉で打った麺は黒くて、香り高く歯切れのいい食感です。口の中に入れてひと噛みすると、フワッとそばの香りが鼻にぬけていきます。
それも毎日引き立てのそば粉だけを使用しているから。自社でその日使う分だけをそばの実から挽いています。生地を作り上げて一晩寝かせて熟成。手間ひまをかけて、昔ながらの手順で作っています。

出雲そばは2種類あります。
古式包丁切り・出雲生そばは、包丁切りした少し太めの麺で、少し不揃い。昔ながらの打ち粉たっぷりで、素朴な味わいがあります。
奥出雲そばは、島根県産そば粉を使用。細打ち仕立てでめんつゆとの絡みがいい生そばです。

製麺所から車で1時間以上かかる場所まで行って汲み上げた、奥出雲の天然水を使って練り上げた中太ちぢれ生麺。スープがよくからみ、プリプリとした食感と歯切れの良い弾力が楽しめます。

地元の素材を吟味したスープが2種類付いています。島根の特産品である宍道湖の大和しじみを使った味噌スープと、隠岐の島近海で獲れた飛魚の出汁を使った醤油スープの2種です。
島根県東部に位置する宍道湖は、海水と真水の混じる汽水湖です。ここで採れる大和しじみの漁獲量は全国一位。その大和しじみをたっぷりと使って出汁をとった特製の味噌スープです。
隠岐地方の新鮮な飛魚から作られた煮干しは、深みのある旨味とまろやかな味わいが特徴です。日本海沿岸では、飛魚を使った「あごだし」が最高級のだしと言われています。しょうゆの風味を生かした、上品なラーメンスープに仕上がっています。
※写真は調理例です。商品は、麺とスープのみで具材は付いていません。