神奈川県小田原は古くから玉ねぎの生産地です。北海道のような広大な土地があるわけではありませんが、粘土質の土壌が養分を蓄え、美味しい玉ねぎを育てることで知られています。

あすなろファームでは、農薬や化学肥料を一切使用せずに玉ねぎを育てています。4月下旬から採れる葉付き新玉ねぎはとっても甘くてジューシー、辛味がほとんどないのでサラダで美味しくお召し上がりいただけます。5月下旬から発送される玉ねぎは肉厚で、甘く味がより濃厚になります。

あすなろファームでは、2008年の就農から農薬や化学肥料を一切使用していません。それを支えているのが循環型農法です。

山からとった落ち葉の堆肥、米ぬかや牡蠣殻石灰の肥料、園内の伐採木やもみ殻から作った灰など自然界のあらゆるものを土に還元しています。人間に必要なミネラル分である海藻や鉄片も堆肥に入れています。人も畑も一緒で、栄養のあるものを食べて健康を保つのと同じように、状態の良い肥沃な土壌では栄養価が高く美味しい作物が育つと教えてくれました。

あすなろファームが無農薬、無化学肥料で育てた玉ねぎはとにかく甘い！有機質を含むミネラルたっぷりの土壌でじっくり育っているため、甘みと旨みが凝縮されとっても美味しいのです。化学肥料を加えた土で育てる栽培法に比べると成長が遅く、サイズはやや小さめですが、味は決して負けません。ツンとくる辛味が少ないので、水にさらさなくても、生サラダで食べられます。
葉の部分も食べられます。茶色い部分を取り除いて、火を通して食べるのがオススメです。卵焼きの具にしたり、細かく刻んでから味噌と一緒に軽く炒めれば美味しいネギ味噌になります。

5月下旬頃から出荷する玉ねぎは、新玉ねぎと同じ品種ですが、程よく水分が抜け、味をより濃厚に感じられます。新玉ねぎと同様に、生で食べてもあまり辛くありません。瑞々しさと甘みが先にきて、しっかり噛むと後から辛味がくるといった感じです。
丸ごとオニオンスープにしたり、厚めに切って表面を焼くと美味しい玉ねぎステーキに。火を通すことで、瑞々しさは残りつつも甘みが引き立ち、より濃厚な味わいを楽しめます。これをパテと一緒にパンに挟めば絶品ハンバーガーの出来上がりです。

段ボール箱に詰合せて常温便でお届けします。風通しを良くするために、箱に数箇所穴を開けております。破損ではございませんので、ご了承下さい。
風通しの良い冷暗所で吊るして保管して下さい。新玉ねぎは水分が多く腐りやすいのでなるべくお早めにお召し上がり下さい。
大きさは不揃いです。（1玉150g～350g程度）