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北本ファーム(ハリマ王にんにく)
兵庫県加西市
5月~10月
北本ファーム 農薬・化学肥料不使用栽培「ハリマ王にんにく」
北本家が4代かけて守り続ける伝統のにんにく
昭和初期に初代北本兵作さんが始めたにんにく栽培。戦時中は栽培を中止し、にんにくを竹やぶに破棄しました。戦後、竹やぶに自生していたにんにくを発見し栽培を再開。ハリマ王にんにくと命名されました。

ハリマ王にんにくは播磨地域に残っていた在来品種のため、ホワイト六辺などの現代のにんにくとは異なる品種。糖度が高く甘みがあり、独特の辛味、風味を持ちます。生にんにくは抜けの良い鮮烈な香りと辛味のインパクトがあります。加熱すると甘みがグッと増し、濃厚な味わいを楽します。
農薬不使用・自家製堆肥での栽培
ハリマ王にんにくは、竹やぶで自生していた強い生命力を持っています。栽培用に品種改良された効率的な品種ではないため、竹本ファームが4代かけて、優秀な種球を選抜し続けてきました。

竹やぶで生き残っていた相性を考慮し、その腐葉土からできる天然の菌床で堆肥を作って、有機肥料としています。微生物がしっかりと増えた地力のある土壌を作りあげているため、化学肥料を使っていません。

また、農薬を一切使っていません。当然除草剤も一切使っていないため、雑草はすべて手作業で引き抜いています。
一か月限定のとれたて生にんにく
通常にんにくは、長期保存させるために皮がパリパリになるまで乾燥させます。流通してるにんにくは乾燥にんにくです。生にんにくは、収穫したてのにんにくを乾燥させずに出荷したもの。ほぼ流通していません。

生にんにくは辛味や香りが強く、風味豊か。皮をむいて実をスライスすれば生で食べられます。期間限定の風味を楽しめます。またにんにくの健康成分であるアリシンや硫化アリルも豊富です。
天日干しで旨味を凝縮させた乾燥にんにく
ハリマ王にんにくは、乾燥にもこだわっています。昔ながらの天日干し。葉付きのまま外で吊るし、1か月かけて乾燥させます。その乾燥期間でも葉や茎から栄養が球根に移り、旨みが凝縮されていきます。そのため、ハリマ王にんにくは、にんにくの中でも最高峰の糖度をほこります。ピリッとした辛味も強いです。少量で料理を引き立ててくれます。

天日干しハリマ王にんにくは、生では辛味があり強い香りがあり、加熱するとグッと甘みが増します。まずはホイル焼きなどシンプルな調理でその深い味わいをお楽しみください。
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