トンゴロイワシを知っていたら学者級というあまり知られていない魚。トンゴロは高知県宿毛での呼び名で、トウゴロウイワシが分類学上の名称です。食用としてはほとんど流通していません。

高知県の西端宿毛市で水揚げされたトンゴロイワシをバラ凍結。急速冷凍ですので、鮮度は抜群です。油で揚げるとサクサクとした食感があり、ジューシーで旨みのある魚です。

トンゴロイワシはウロコが固く、あまり食用として流通していません。しかし、油で揚げるとこのウロコが逆立ち、サクサクとして非常に良い食感。また、身は臭みがなくジューシー。頭から丸ごと食べられます。

イワシなので足が早く、揚げるしかあまり良い調理法がないため、美味しいのに一般的にほとんど広まっていない魚です。でも、漁師さんはその美味しさを知っていました。まとまって漁獲がある高知県宿毛で、漁師が獲ったトンゴロイワシを船からあげてすぐに冷凍。その鮮度の高さは解凍した目を見てもわかります。

トンゴロイワシの唯一の調理法といっていいのは揚げること。焼いたり、煮たりしても食べられますが、ウロコを取り除かないと口に残ります。解凍しても刺身で食べられるほどの鮮度ですが、青魚で腐敗しやすいのでプロ以外はおすすめしません。さばいている間に、触っている人の体温で痛むことがあるためです。

170～180℃ほどの油で素揚げします。冷凍のまま入れて3～4分ほどで出来上がり。油が少ないと温度が下がってしまいますのでご注意下さい。
大きさがバラバラですので、大きいものから入れて時間が長くなるようにしてください。ウロコが逆立ちますので、揚げ上がりの良い目安になります。

魚同士がくっついていない、バラ凍結になっている状態でお届けします。
1kgずつ袋に入っています。簡易な梱包となっておりますので、贈答には向きません。
真空パックにはなっていませんので、届いてから一か月ほどで使いきってください。あまり長く冷凍で保存すると、冷凍焼けを起こして本来の美味しさが失われます。