吉開のかまぼこ（無添加かまぼこ）

福岡県みやま市

通年

福岡で130年以上続く古式かまぼこ

創業明治23年のかまぼこメーカーである吉開のかまぼこ。魚肉(えそ)・魚のだし・みりん・食塩(焼塩)・昆布だしという、至ってシンプルな原材料だけで作られている無添加かまぼこです。

三代目吉開喜代治が無添加かまぼこの開発に取り組み、約8年の歳月をかけて実現させました。安心安全なかまぼこを食べてもらいたいという想いは四代目林田茉優に受け継がれています。

魚の味を感じる完全無添加による製法

古式かまぼこは、ソフトでプリっとした食感があり、余計なものを入れないことで魚の旨味そのものが感じられます。うどんやそばに入れれば、かまぼこを旨味出汁として使えるほどです。

通常のかまぼこは、製造を容易にし、機械化するためにリン酸塩や保存料、加工でんぷんなどを使います。この古式かまぼこはそれらを一切使わないようにするため、「練る」「寝かせる」「蒸す」という全工程を丁寧に手間と時間をかけて行うことで無添加を成し遂げいます。

厳選された素材を使用

完全無添加を守るために、原材料については二次原材料まで無添加を徹底されています。また一つ一つの原材料が日本全国から選び抜かれた厳選食材を使用しています。

エソ
長崎で水揚げされる蒲鉾の原料になるエソのすり身にはてんさい糖を使用。

本みりん
三河の老舗甘強酒造の昔仕込本みりんを使用。

昆布だし
北海道利尻島産の利尻昆布と食塩のみを使用したこだわりの昆布だし。

自然海水塩
塩化ナトリウムが少なく、カルシウムとマグネシウムを多く含んだ伊豆大島の焼塩を使用。

かまぼこ板
特許取得の乾燥技術を使い、臭い、ヤニ、アクが出ない大分県日田の高瀬文夫商店が作るかまぼこ板を使用。