福島県いわき市のカネキ商店が作る味丸極旨干し。ジャンルとしてはみりん干しに分類されますが、みりんを使わない秘伝のタレで漬けこんでいます。

70年間、砂糖（洗双糖）と塩だけを継ぎ足し、タレを毎回煮直すことで作られる黒い秘伝のタレ。塩と砂糖しか入っていないため、醤油、みりんなどの調味料や、着色料なども一切含まれていません。今は代表の矢數美里子さんがその味を守っています。

新鮮な国産さんまを仕入れ、すべてさばいて開きにします。一枚一枚網に広げ、タレに丸二日間漬けこみます。タレが中まで浸透したら胡麻を振り、干して乾燥させたら完成です。

余計な水分は出て、さんまの美味しさが凝縮されています。いわき市小名浜で愛されてきた味を守り、創業以来作り方を一切変えず、伝統の味を守り続けています。

タレの原材料は砂糖（洗双糖）と塩だけ。そこにさんまを漬け込むことで旨味が凝縮されていきます。製造するたびに、煮直していくことで旨味が極限まで凝縮されています。

真っ黒いタレは醤油などを入れてそうですが、あくまで原材料は砂糖と塩のみ。さんまの旨味成分「アミノ化合物」と「糖」が熱反応することで、黒色が深まっていき、70年の歳月を経て、真っ黒になりました。

フライパンやオーブンで炙るだけで美味しくお召し上がりいただけます。焼き方は商品に付属しているので、簡単です。

さんま極旨干しは、お米との相性が抜群です。タレの味ばかりではなく、さんまの香りや脂の美味しさもあります。しつこくない甘さは、ごはんのおかずにぴったりです。炊き込みご飯やそばの付け合わせ、洋風ではチーズにもよく合います。

冷凍でのお届けになります。一枚ずつ袋に入っているため、ご自宅の冷凍庫でも保存が容易です。