寛文五年堂(いなにわ手綯うどん・いなにわそうめん)
寛文5年(1665年)からの伝統 寛文五年堂の歴史
寛文五年堂は、当時から受け継がれる「手綯(てない)」の技法を今なお守り続けています。熟練の職人の手から生まれるうどん・そうめんは、乾麺にも関わらず、両端を持って曲げればきれいな円弧を描くほどのコシの強さ。時間と手間を惜しまないので本当においしい稲庭うどんや稲庭そうめんが生まれます。
職人の仕事
美味しい稲庭うどん・そうめんを作るのに、欠かせないものは、人間の「五感」です。いつも同じ味を保つために、気温、湿度に合せて、毎日微妙に原料の配合を変えています。職人の経験で美味しい稲庭うどんと稲庭そうめんを作り続けています。
寛文五年堂では生地をこねる作業から、麺の断裁に至るまで全て手作業で行っています。機械のように早く作ることはできませんが、人の手にしか作れない美味しさが寛文五年堂にはあります。約350年にわたり受け継がれて来た製法のままで作っています。
寛文五年堂では生地をこねる作業から、麺の断裁に至るまで全て手作業で行っています。機械のように早く作ることはできませんが、人の手にしか作れない美味しさが寛文五年堂にはあります。約350年にわたり受け継がれて来た製法のままで作っています。
手作りの証
寛文五年堂の「いなにわ手綯うどん」は、一連の手作業を通して生地から気泡を徹底的に抜くことで生まれます。だから、左の写真のようにうどんの断面に、大きな穴(気泡)がなく、きれいな断面をしています。厚さも薄くて均一なので、ゆで時間の短い(約3分)、コシの強い美味しいうどんに仕上がるのです。
写真左:他社の気泡を含むうどんの断面。
写真右:寛文五年堂の「いなにわ手綯うどん」の断面。
写真右:寛文五年堂の「いなにわ手綯うどん」の断面。
モンドセレクション 13年連続 最高金賞受賞
寛文五年堂のいなにわ手綯うどん・いなにわそうめんは、特別に優れた食品だけに贈られるモンドセレクション最高位の「最高金賞」を1999年から13年連続で受賞。3年以上連続して受賞したものだけに贈られる「国際最高品質賞」は2001年、2004年、2007年、2010年に受賞。これらの栄誉は、いなにわ手綯うどんといなにわそうめんの高い品質が世界に認められた証です。