キング・オブ・マンゴーと名高いインド産アルフォンソマンゴーのみを使ったジュース、缶詰商品です。原料となるアルフォンソマンゴーはマハーラーシュトラ州で70年以上マンゴー栽培を営むデサイマンゴー農園のもののみ使用。ヴィジャイ・デサイさん（写真左）が産地でパルプ（ピューレ）やスライスに加工し缶詰にしています。これを日本でインド料理店シタールを営む増田さん（写真右）が輸入し、ジュースなどに加工しています。

産地では徹底した栽培管理を行い、加工にも細心の注意が払われているため、アルフォンソマンゴーの完熟の香り、濃厚な味わいがそのまま凝縮されています。

デサイマンゴー農園は、オールインディア・マンゴーショーで何度も一等賞を獲得した作り手です。その歴史は70年以上。農園は安全農法規範のグローバルギャップに適合するレベルであり、低農薬でしかも徹底したトレーサビリティーで管理されています。また、1エーカー（約4000?）の農地に100本のマンゴーを栽培することが一般的ですが、デサイマンゴー農園では約45本しか栽培せず、高品質なマンゴー作りに専念しています。

アルフォンソマンゴーは非常にデリケートな果実です。通常、樹になった状態で完熟させることはしません。虫がついたり、サルや鳥等に食べられるのを防ぐためです。まだ青い内に収穫し、ムロの中でワラをかぶせて追熟させます。この間にワラについているバクテリアの働きで果実の温度が上がり、追熟され収穫後10日ほどで完熟します。熟成の間の温度上昇で果肉内の水分が適度に蒸発し、果肉は完熟したアボガドの様に濃厚でクリーミーな食感へと変化します。また、香りも凝縮されます。その醸し出される味と香りがあまりにも素晴らしいため、キング・オブ・マンゴーと呼ばれています。

デサイマンゴー農園では、果実の栽培、収穫から加工までを一貫して行っています。そのため、トレーサビリティが徹底されて安全なことに加え、完熟した最高の状態のアルフォンソマンゴーを使用することができます。

850gの缶詰には、パルプとスライスの2種類あります。
パルプは、果実を破砕し裏ごししたものです。一般的なピューレよりは目が粗いメッシュでこしているため、ピューレよりは果肉感がある状態です。約10個分の完熟マンゴーが詰まっています。
スライスは、約5個分の完熟マンゴーがシロップ漬けになっています。850gの内、固形分は470gとなっています。そのままでも美味しい贅沢な缶詰です。