鈴木果樹園
山形県にわずか4人しかいないさくらんぼの特別栽培認証農家
鈴木果樹園の鈴木伸治さんは有機肥料栽培、減農薬栽培に取り組んで約30年。安心・安全で美味しい究極のさくらんぼを作っています。
特別栽培農産物とは、栽培期間中に化学農薬・化学肥料を通常より5割以上減らして栽培した農産物に与えられる認証制度です。その中でも、鈴木さんは化学肥料に関しては一切使用していません。
さくらんぼは病害虫に非常に弱い果物です。そのため、特別栽培を取得している農家は山形県にわずかに4軒しかいません。
特別栽培農産物とは、栽培期間中に化学農薬・化学肥料を通常より5割以上減らして栽培した農産物に与えられる認証制度です。その中でも、鈴木さんは化学肥料に関しては一切使用していません。
さくらんぼは病害虫に非常に弱い果物です。そのため、特別栽培を取得している農家は山形県にわずかに4軒しかいません。
鈴木果樹園が作る特別栽培のさくらんぼ
王道の佐藤錦
さくらんぼの王道品種といえば佐藤錦です。国内で最も多く生産されている品種。1912年(大正元年)から16年かけ、ナポレオンと黄玉を交配して完成しました。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助に由来しています。
出荷時期は6月下旬ごろ。粒が大きく、糖度も高い。さくらんぼの美味しさの基準ともなっている品種です。
出荷時期は6月下旬ごろ。粒が大きく、糖度も高い。さくらんぼの美味しさの基準ともなっている品種です。
近年人気急上昇の紅秀峰
佐藤錦と天香錦を交配してできた品種で、1991年(平成3年)に登録された比較的新しい品種です。佐藤錦より一回り大きく、やや実が固めで日持ちすることが特徴です。糖度は佐藤錦並みで、酸味が少ない分、佐藤錦より甘く感じる方もいらっしゃいます。
粒が大きいことから、贈答にも人気です。
出荷時期は7月上旬ごろ。
粒が大きいことから、贈答にも人気です。
出荷時期は7月上旬ごろ。
美味しいさくらんぼは土作りから
化学肥料を使わず、有機肥料のみによる土づくりを続けて30年以上になる鈴木果樹園。他にない一番美味しいさくらんぼを作るため、鈴木さんが選んだ道です。
果物は通常甘く、大きくするために、大量の栄養を必要とします。そのため、米や野菜に比べ大量の肥料を必要とします。そのため、化学肥料は効果てきめんで非常に便利なのです。
しかし、それでは他と同じものしかできないと、鈴木さんは自分の工夫と努力を積み重ねて、自分だけの土壌を作り上げました。その土壌は果樹園を歩いているだけでもフカフカとして柔らかく感じられます。手で掘りかえしてみると、土が黒っぽく湿っていて、柔らかくなっていることがよくわかります。
これは土壌中の微生物やみみずなどの豊な生態系ができて、土が自然に肥えているためです。化学肥料で栄養を与えていると、固く締った土になってしまい、常に栄養の補給を必要とする土壌になってしまいます。
果物は通常甘く、大きくするために、大量の栄養を必要とします。そのため、米や野菜に比べ大量の肥料を必要とします。そのため、化学肥料は効果てきめんで非常に便利なのです。
しかし、それでは他と同じものしかできないと、鈴木さんは自分の工夫と努力を積み重ねて、自分だけの土壌を作り上げました。その土壌は果樹園を歩いているだけでもフカフカとして柔らかく感じられます。手で掘りかえしてみると、土が黒っぽく湿っていて、柔らかくなっていることがよくわかります。
これは土壌中の微生物やみみずなどの豊な生態系ができて、土が自然に肥えているためです。化学肥料で栄養を与えていると、固く締った土になってしまい、常に栄養の補給を必要とする土壌になってしまいます。