高知県春野でメロンを作る北村峰則さん。これまでに60万玉以上のメロンと向き合ってきたメロン作りの匠です。さらに、北村さんが作るのは高級マスクメロン。温室で一株に一玉だけ着ける栽培方法です。これは静岡のクラウンメロンと同じ作り方。一玉ずつ全身全霊をこめて作られています。

マスクメロンの特徴は、きれいにはった網目と、高貴な香り。マスクの由来は「Musk（じゃ香）」です。上品な甘味に加え、切った瞬間に広がる甘く高貴な香りこそがマスクメロンの証です。北村さんは自ら作ったマスクメロンの自信の裏付けとして、北村メロンと名付け出荷しています。

北村さんは、24時間体制でメロンの栽培管理を行い、美味しいメロンを作るために人生をかけてきました。水、太陽、土、ハウス、栽培方法、すべてにこだわりぬいています。あらゆることからヒントを得るため、苺農家さんから教えを乞うことも。それもすべて美味しいメロンを作るためです。

高知県はメロン生産量としては、ベスト10にも入っていない県ですが、美味しいメロンが作れる条件はそろっています。まずは水。春野町には全国でも随一の水質を誇る仁淀川が流れています。次に太陽。高知県は日照時間日本一。豊富な光が注ぎます。コントロールが難しいこの二つが揃っている恵まれた立地なのです。

マスクメロンは、皮に網目があるメロンで、一株に一玉だけ着ける高級メロンの総称です。主に贈答用として作られるため、見た目も美しくします。そのため、一玉一玉に手間をかけて丁寧に作られます。

北村メロンも、北村さんが大変な手間をかけて作られています。土づくりから始め、苗づくり、実が成ってからも、一株一玉に厳選し美しく美味しいメロンになるよう創意工夫が凝らされています。

1玉、2玉、3玉入りがあります。
網目がきれいで非の打ち所がないものが贈答用。どこかに少し傷や網目の乱れがあるものが家庭用となっています。味に差はありません。

一箱ごとに食べごろの見立てが記入されています。食べごろまでは常温で追熟してください。食べる直前に2時間ほど冷蔵庫で冷やすと美味しくお召し上がりいただけます。