マンゴー作りの達人が20年かけて見出した希少種マンゴー「パルメロ」。甘みが強く、芳醇なマンゴー香があり、繊維が少ない滑らかな口あたりは、他のマンゴーには無い味わいです。

パルメロを生み出したのは、鬼塚高幸さん。2000年から新しいマンゴー作りをはじめ、2004年に1本だけ見たことがない苗を発見。1本の苗を広げるため、マンゴー農家5人に協力を仰ぎ、檬栽師組（まんさいしぐみ）を結成しました。その後も研究が続けられ、宮崎大学で遺伝子を検査し、どの品種にも該当が無いことを確認。「パルメロ」は、2021年3月に商標登録されています。

檬栽師組は、パルメロを作る宮崎県のマンゴー農家集団。6名の高い技術を持つ達人たちによって構成されています。

鬼塚 高幸(JA宮崎中央マンゴー部会副会長歴任・パルメロ栽培創始者)
黒木 栄寿(宮崎No1出荷量)
岩切 義久(亜熱帯果樹部会初代会長)
横山 一徳(JA宮崎中央マンゴー部会初代会長)
長友 義幸(農業委員歴任)
仁田脇 義彦(JA宮崎マンゴー部会前会長)

マンゴーは漢字で檬果と書きます。その「檬」と、栽培の「栽」、伝道師の「師」をとって名づけられています。

パルメロは檬栽師組の6人だけが作るオリジナルのマンゴーです。鬼塚さんが何十種類もあるマンゴーの中から見出し、檬栽師組が20年以上の年月をかけて生み出しました。名前の由来は、pearl（真珠）と、mellow（芳醇）。この2語を組み合わせてパルメロと名づけられました。

パルメロ創始者の鬼塚さんは、マンゴー栽培が日本全国に広まっていく中で、宮崎マンゴーの未来を危惧し、その未来を切り拓くために、新しいオリジナルマンゴーを作りました。甘味、香り、食感と三拍子揃った味わいは、まさに宮崎マンゴーの新たな光となる品質。年々生産量を増やしながらも、高い品質を維持したまま確かな技術がある農家のみで栽培しています。

日本で広く栽培されているアーウィン種のマンゴーは、約90日で完熟し自然落果しますが、パルメロは約100日。この10日の違いが、より果実に栄養がたくわえられ、甘みや香りが増しています。

美味しさだけではなく、安心安全なマンゴーにこだわられています。農薬、化学肥料を可能な限り使用せず、手作り有機肥料、天敵の利用、微生物栽培に取り組まれています。

農薬を使わないようにするため、害虫対策には、天敵を利用しています。害虫の天敵をハウス内に放つことにより、害虫の増殖を防いでいます。
病気の発生を防ぐために、乳酸菌や納豆菌などを培養し、微生物を土壌や木にかけることで、マンゴーの木そのものを健康な状態に保っています。
化学肥料だけに頼らず、パルメロ栽培に適した手作り有機肥料を使用。肥料は味に直結します。有機肥料で作られた土壌から生まれたパルメロは、甘いだけではなく、スッキリとした後味の良さが特徴です。

完熟し自然落果したマンゴーをネットで受けたものを、農家自ら目利きし選別しています。

オリジナルの化粧箱に入れてお届けします。