柑橘名産地の八幡浜で安心栽培に取り組む愛西グループ
愛媛県八幡浜市は、柑橘の名産地です。「西宇和みかん」「真穴みかん」といったブランドみかんが作られる産地として有名です。愛西グループはその八幡浜で、化学農薬や化学肥料を減らした安心栽培に取り組む生産者グループです。その中でも、まどんなミカン(別名:紅まどんな)、甘平、はるかなどといった新しい品種の柑橘の栽培を行っています。新しい品種は、栽培技術が確立されていないため、農薬を減らすことが難しいのですが、代表の菊池さんを中心に減農薬栽培に取り組んでいます。
まどんなミカンは、ゼリーのような食感の果肉と酸味の少ない甘い味で、人気急上昇の品種です。有機栽培(転換期間中のものを含む)です。12月に出荷します。
甘平は、2007年に登録されたばかりの品種でデコポンを親に持ちます。果肉がトロっとしていて皮が薄く、糖度の高い柑橘です。特別栽培認証を受けています。2月ごろ出荷します。
はるかは、近年急速に広まっている柑橘です。見た目はレモンのようですが、酸味がほとんどなくて甘味の強い品種です。有機栽培(転換期間中のものを含む)です。3月ごろ出荷します。
まどんなミカンは、ゼリーのような食感の果肉と酸味の少ない甘い味で、人気急上昇の品種です。有機栽培(転換期間中のものを含む)です。12月に出荷します。
甘平は、2007年に登録されたばかりの品種でデコポンを親に持ちます。果肉がトロっとしていて皮が薄く、糖度の高い柑橘です。特別栽培認証を受けています。2月ごろ出荷します。
はるかは、近年急速に広まっている柑橘です。見た目はレモンのようですが、酸味がほとんどなくて甘味の強い品種です。有機栽培(転換期間中のものを含む)です。3月ごろ出荷します。
化学農薬や化学肥料を減らした安心栽培に取り組む生産者グループ「愛西グループ」
ぷるぷるとした食感とオレンジのような美味しさで注目の「まどんなミカン」
まどんなミカンは、品種名を愛媛果試28号、別名を紅まどんなという柑橘です。紅まどんなという名称が全農えひめの商標のため、農協以外に個人出荷しているものは、その名称を使用できないため、まどんなミカンと命名しています。
南国の香りがふわりと香り、皮が薄く、口に入れるとゼリーのような食感です。果肉がプルプルとしていて温州みかんとはちょっと違ったものです。これは、親にみかんの品種とオレンジの品種が掛け合わされているためです。
愛西グループのまどんなミカンは有機栽培(転換期間中を含む)で栽培。決して早獲りをせず、樹上でしっかり完熟させているので糖度が高く、酸味が少なく上品な味わいです。糖度は12度以上になります。収穫始めの基準も12度を目安にしています。
南国の香りがふわりと香り、皮が薄く、口に入れるとゼリーのような食感です。果肉がプルプルとしていて温州みかんとはちょっと違ったものです。これは、親にみかんの品種とオレンジの品種が掛け合わされているためです。
愛西グループのまどんなミカンは有機栽培(転換期間中を含む)で栽培。決して早獲りをせず、樹上でしっかり完熟させているので糖度が高く、酸味が少なく上品な味わいです。糖度は12度以上になります。収穫始めの基準も12度を目安にしています。
皮が薄く、口に入れるとゼリーのような食感
希少なプレミアム柑橘「甘平」
甘平(かんぺい)は愛媛県の果樹試験場で誕生し、2007年に品種登録されたばかりの新品種。「不知火(別名デコポン)」に「西の香」を交配して生まれました。皮が薄く、糖度が抜群、種もほとんどない甘平。しかし、その「皮の薄さ」のため育てるのが本当に大変な柑橘です。夏から秋に雨が少なかったり、急な成長でも、容赦なくぱっくりと皮が割れてしまいます。多い時は3割近くが割れで出荷できない年もあります。
樹上でしっかり完熟させているので糖度は13度以上あり、化学肥料を使わずに丁寧につくっているため、甘さの中にもコクがあります。「甘平はまだまだ割れも多くお安く提供できないみかんのひとつですが、一度食べると忘れ難い独特の風味と美味しさがあります。リピートにつながる味として楽しんでいただけるように頑張って仕上げたいと思います。」と愛西グループからコメントをいただいています。栽培基準は特別栽培となっています。
樹上でしっかり完熟させているので糖度は13度以上あり、化学肥料を使わずに丁寧につくっているため、甘さの中にもコクがあります。「甘平はまだまだ割れも多くお安く提供できないみかんのひとつですが、一度食べると忘れ難い独特の風味と美味しさがあります。リピートにつながる味として楽しんでいただけるように頑張って仕上げたいと思います。」と愛西グループからコメントをいただいています。栽培基準は特別栽培となっています。
皮が薄く育てる割れるため、育てるのが非常に難しい「甘平」
木成りで完熟させた「はるか」
はるかは、日向夏の突然変異で生まれた品種で、比較的新しい柑橘です。見た目はレモンみたいで酸っぱそうですが、食べてみるととても甘く感じます。酸味がほとんどないためです。
早い産地では1月ごろから出回るのですが、愛西グループでは、木成りのまま完熟させて3月まで待ちます。「コクが出て粒がしっかりと成熟し、皮が薄くなる3月中旬-4月が一番気に入っているんだよ」と美味しさを重視しています。しかも、愛西グループのはるかは有機栽培(転換期間中を含む)で栽培されています。
春先の汗ばむ陽気の中で食べれば、爽やかな香りと上品な甘さが気持ちいい柑橘です。
早い産地では1月ごろから出回るのですが、愛西グループでは、木成りのまま完熟させて3月まで待ちます。「コクが出て粒がしっかりと成熟し、皮が薄くなる3月中旬-4月が一番気に入っているんだよ」と美味しさを重視しています。しかも、愛西グループのはるかは有機栽培(転換期間中を含む)で栽培されています。
春先の汗ばむ陽気の中で食べれば、爽やかな香りと上品な甘さが気持ちいい柑橘です。
見た目に反して酸味はほとんど無く甘い「はるか」