屋久島の麦生地区で3代続くたんかん農家である市橋農園。屋久島のたんかん品評会で6年連続で金賞を受賞し、屋久島初のエコファーマーに認定されるなど、屋久島たんかん栽培の第一人者です。エコファーマーは農薬や化学肥料を減らして持続可能な環境保全型農業を県が認定する制度。屋久島は非常に雨が多く、他地域に比べても実践が難しいとされています。

園主の市橋大輔さんは3代目。美味しさを重視することはもちろん、農薬や化学肥料を極力を使用しない安心安全な農業を実践されています。

屋久島は、世界遺産にも登録されている自然豊かな動植物の楽園です。屋久島は昼夜の気温の差が大きく、年間平均気温19-20度という気候です。非常に雨が多く、一年に400日雨が降ると言われてるほど。晴れててもあっという間に天気が変わります。

このような天候がたんかん栽培に合っていて、甘くて香り高い濃厚な味わいに仕上がります。特に市橋農園がある場所は屋久島の東南エリア。陽当りが良くて暖かく、絶好のたんかん適作地です。

市橋農園は熊毛地区（屋久島・種子島の一部）で初のエコファーマー認定を受けた農園です。化学農薬を極力使用せず、化学肥料は使用していません。持続可能な環境保全型の農業に取り組まれています。

市橋農園の市橋ちよみさんは、鹿児島県女性農業経営士の資格を取得したり、東京農業大学の学生を受け入れたりと、市橋農園を引っ張ってきた肝っ玉母さんです。学生を数週間自宅に泊めて、農業だけでなく、人として大事なことまで教えています。東京農業大学の学生は授業ではなく、サークルでの自費、自主参加。20年以上引き継がれて続いています。

タンカンは中国広東省が原産地の柑橘です。自然交雑した品種のため、詳しくはわかってないですが、ポンカンとオレンジ類の掛け合わせと言われています。日本では鹿児島県以南でしか栽培できません。甘みが強く、適度な酸味があり、オレンジを思わせるトロピカルな香りがあります。

皮は手でむけなくはないですが、薄くてぴったりとくっついているためむきにくいです。オレンジのようにスマイルカットしたほうが食べやすいです。果皮には結構キズがついています。キズの多少による味の差はありません。市橋農園では樹上完熟しているものしか収穫しません。果皮が濃いオレンジになってますが、一部黄色になってる部分があります。太陽光の当り具合によるもので、熟度によるものではありません。

3kg 20玉入りと5kg 36玉入りです。
市橋農園の箱に入れて発送します。果皮にはキズがあります。