福岡県久留米市の耳納連山の麓にある「いのうえ農園」。福岡県オリジナル品種のいちじく「とよみつひめ」と、甘柿「秋王」を育てています。
園主の井上さんはサラリーマン定年後に、世の中に無い果物を作りたいと農業を始めました。より質の高い果物作りにこだわり、天候の影響や鳥被害を防ぐため、すべてビニールハウスで栽培しています。
味が良いのは勿論のこと、とよみつひめは農薬をまったく使わずに育て、秋王も農薬を極力使わず「福岡エコ農産物」に認定されていて、まさに他では手に入らないものを作り上げています。

秋王は甘柿の代表品種「富有柿」とサクサク食感の「太秋柿」を交配させ、福岡県が10年かけて開発したオリジナル品種です。世界初の種が入らない甘柿で、福岡県でしか栽培されておらずとても希少です。井上さんは樹上でしっかり完熟させているので、糖度が17度～20度にもなる甘さ抜群の秋王になります。

井上さんの秋王は甘みと果汁が多くてサクサクした食感。濃厚な甘みなのですが後味すっきりでしつこさがなく、どんどん食べてしまいます。種がないので食べやすく、今までの柿で味わったことがないような上品な美味しさです。300g以上の大玉は見た目も立派で贈り物にもおすすめです。

完熟でお送りしているので届いたら早めにお召し上がりください。
秋王の品種特性で果皮に細かい傷がありますが味に影響はありません。