白米に少量入れて炊くときれいなピンク色に仕上がります。もち米品種なので、お赤飯のようなもちもちした食感になります。
紫黒色のもととなる成分アントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用に優れ、眼精疲労や紫外線によるダメージを抑える効果があるといわれています。
農薬不使用、自然乾燥天日干しです。

青森の美味しいものといえばリンゴ？ほたて？お米が一番に思い浮かぶ人はあまりいないように思います。そんな青森が今、お米で注目を集めています。
温暖化の影響や、品種改良によって北東北でも美味しいお米が作られるようになり、2015年にデビューして大きな話題となった青天の霹靂をはじめとする青森米はいま躍進的に人気を得ています。

青森市にある山田ふぁーむのお米はコシヒカリ、あきたこまちといった定番のお米から、ポリフェノールが多く含まれる紫黒米や、リゾット用のイタリア米など幅広い品種を栽培しています。量より質や美味しさを最優先し、農薬の使用は通常の半分以下または不使用です。

2013年に脱サラして山田ふぁーむを始めた代表の山田正樹さん。専業農家としてスタートしたその年、米・食味分析鑑定コンクールにコシヒカリを出品し、なんといきなり特別優秀賞を受賞しました。北東北として初受賞となる快挙です。山田ふぁーむとしては1代目ですが、米農家としては6代目にあたり、先祖代々の土地と技術を引き継いでいます。

青森県は気候的に美味しいコシヒカリを育てるのは難しいといわれています。本格就農から短期間で大きなコンクールの賞を受賞した山田さんに秘訣を聞いてみると、とにかくよく観察すること、常に稲の立場になって考えるのだそうです。農薬や肥料は必要なときに必要なぶんだけ与え、稲本来の力を最大限引き出すのが仕事という考えです。肥料をたっぷり与えた田んぼに比べて収量は減りますが、美味しくて安心安全に食べられるお米が育ちます。
印象的だったのは、日本で生産が難しいとされる食品について話していたときのこと、「いや、やろうと思えばできるんだよ。」と笑って話す山田さんを見て、その限界をつくらないスタンスこそが青森でも美味しいお米を育てられる秘訣なのだと感じました。

山田ふぁーむからお米を直送いたします。精米してすぐに発送しますので、新鮮なお米の風味をお楽しみいただけます。