土佐小夏は、春を告げ初夏まで出荷される高知を代表する柑橘です。別名ニューサマーオレンジとも呼ばれていて、宮崎県では日向夏と呼ばれている品種です。
久保農園さんは県下一の土佐小夏栽培農家。しっかりとした甘味があって、酸味とのバランスがいいこだわりの土佐小夏を生産されています。５月下旬ごろまでは宿毛小夏という品種が出回り、５月下旬ごろから西内小夏と呼ばれる品種が出荷されます。宿毛小夏は、宿毛市で発見された土佐小夏で、地元でも大変人気のある品種です。
土佐小夏は小玉ほど種が少ないため、小玉のものが人気です。そのため、大玉は味に変わりはありませんが、価格が少しお得になっています。

この時期に出てくる柑橘としては、小ぶりな土佐小夏。しかし、切ってみると中から果汁があふれ出し、爽やかな香りと酸味が気持ちいい柑橘です。
土佐小夏には、２種類の品種があります。一つは西内小夏。この品種は高知全域で栽培されていて、土佐小夏のメインとなっている品種です。５月下旬ごろから出回ります。
もう一つは、宿毛小夏。1992年に品種登録されました。高知県宿毛市で発見されたことからこの名前がつけられています。西内小夏に比べると量は少ないですが、４月から出回るため、土佐小夏好きが飛びつく美味しい品種です。
クエン酸、ビタミンＣ、βカロチン、ビタミンB1やビタミンB2が豊富に含まれています。また、土佐小夏はりんごのように皮をむいて内側の白い皮も食べます。この白い部分には食物繊維がたくさん含まれています。しかも、この部分にほんのり甘みがあるところが土佐小夏の特長です。

久保農園は高知県の西南端に位置する宿毛市宇須々木や幡多群黒潮町にあります。この地域は南側がすぐ海に面しています。南国高知らしい温暖な気候と、海からのミネラルがいっぱいに含まれた潮風のおかげで肥沃な土壌と、さんさんと降り注ぐ太陽の光に恵まれた自然環境が整っています。

久保さんの広大な園地には、何千本と植えられた樹々があり、その一本一本を丁寧に剪定、ひとつひとつを大切に袋掛けしています。箱に詰める時の商品チェックまで、全て手作業です。久保さんが美味しい小夏を届けるために隅々までチェックして作られています。

土佐小夏は、内側の白い皮も食べるのが特長です。この白い部分も柔らかくほんのり甘味があって美味しいんです。
まずは、りんごのように外の黄色い皮をむいていきます。
次に中心部分を避けるように切っていきます。
そうすると写真のように切れますので、このままお召し上がりください。

2S,Sサイズ（左）：2Sは1個あたり約100gほど、Sサイズは約110gです。中に種がほとんどありません。
Mサイズ（中）：1個あたり約130gほど。種が2-3個入っているものが多いです。ものによってほとんどなかったり、多い場合もあります。
Lサイズ（右）：1個あたり約170gほど。写真のように種が入っています。

種の数によって味には差は出ません。大きい果実に育つほど種が多くなります。

良品5kg入りです。
中身に影響のない浅い傷が入っているものが数個入りますが、贈り物にも使えるよう並べて箱詰めしています。ご自宅用としてもおすすめです。