愛媛県八幡浜市で40年以上柑橘栽培を続けている萩森農園は、園主の萩森公滋さんと奥様、息子さんの家族3人で営む小さな果樹園です。農薬の使用を極力減らして、様々な独自の工夫を凝らした栽培を続けています。

萩森さんのつくる柑橘は驚くほど美味しいものばかり。
お届けする貯蔵熟成いよかんは、収穫後に1ヶ月ほど貯蔵庫で寝かせてから出荷します。酸味が程よく抜けてまろやかな味になり、濃厚な甘みが際立ちます。果汁たっぷりで乾燥する冬の身体にじっくり染み渡る美味しさです。

萩森農園では美味しい果実を育てるための様々な工夫があります。早採りをせずに樹上完熟させることや、専用の機械を導入し、炭・水・空気の力を集約することで土力を高め、木を健康に育てています。農薬の使用を通常の半分以下抑え、収穫期が近くなる9月以降は極力農薬は散布をしないようにしています。

果樹本来の力を引き出し、美味しさを追求した萩森農園の柑橘は、すべてワックス不使用。美味しくて安心して食べられます。

八幡浜市は愛媛県の西部に位置し、日本有数のみかん産地である愛媛県内でもトップの生産量を誇ります。平坦な土地が少なく山の斜面にみかん畑が広がっています。温暖な気候で、海や段々畑に反射した太陽光が果樹にたっぷりと降り注ぎます。こうした恵まれた日照条件の中で美味しい柑橘が育ちます。

毎年全国で3万トン以上収穫されるいよかん。九州が原産とされていますが、今では全国生産量の9割が愛媛県で栽培されています。
そんな数多くある愛媛県産いよかんの中でも萩森農園のいよかんは絶品中の絶品です。柔らかい果肉で果汁はたっぷり！酸味と甘みのバランスが絶妙で濃厚な味です。試食したものはすべて糖度12～13度。個体差はありますが、JAえひめがブランド化している貯蔵熟成いよかん「弥生紅」の基準は11.5度以上なので、それを上回る甘さです。
ただ園主の萩森さんは収穫する時、特に糖度は気にしていないそうです。きちんと手間を掛け、色付き具合を見極めて収穫することで、糖度は後から自然についてくるようです。

減農薬、露地栽培のいよかんは、決してきれいなものばかりではありません。大きさが不揃いのもの、傷や黒点があるもの、変形しているものなど様々です。見た目で判断してしまうにはあまりにもったいない美味しさなので、安心堂では見た目にこだわらずに販売しています。ご理解いただいた上でお買い求め下さい。

ダンボール箱にバラ詰めです。
形やサイズ、キズの有無は無選別です。