丸京農園は、愛媛県八幡浜市で何十年も続く柿農家です。
日本一大きな柿といわれる富士柿の栽培を中心に、干し柿の生産や出荷作業まですべて一貫しておこなっています。
富士柿は大ぶりながらきめ細かい肉質で、まろやかな甘みがあります。富士山のように立派な見た目と上品な味で贈答用にも喜ばれる高級柿です。

丸京農園がある八幡浜市国木は、軽自動車がギリギリ通れるくらいの細い道が山の急斜面を這うように続いている山あいにあります。昔から柿の栽培で有名な地域ですが、急斜面での作業は危険で重労働な上に、地域の高齢化も進み、柿栽培に携わる生産者は年々減っているそうです。

丸京農園の井上さんは故郷の味を残していきたいという想いから独自ブランド「媛富士」を創り、旬の短い富士柿を長く味わってもらえるように干し柿の生産も始めました。
厳選した圃場で栽培された媛富士は種がなく、まろやかな甘みがあります。繊維が少ないので口あたりが良いのも特長です。

干し柿ができるまでには多くの工程がありますが、中でも乾燥は作り手の腕の見せ所。丸京農園の干し柿は食感が絶妙です。程よい歯ごたえと干し柿ならではの凝縮した甘みがありながらジューシーさが残っていて柔らかくもっちりした食感です。

表面の白い粉は、柿の糖分が結晶したものです。この白化粧が均一かつ美しく付いているものこそ美味しい干し柿といわれています。
乾燥させる過程で丁寧に何度ももみほぐすことで、表面にまんべんなく糖分が浮かび上がってきます。また繊維がほぐれて肉質が均等になり、食感の良い干し柿に仕上がります。

大きいですが甘さがしつこくないので、ぺろりと簡単に食べられてしまいます。他の食品と合わせて食べるのもおすすめです。特に、ドライフルーツと乳製品の相性は抜群。クリームチーズやバターを挟んで食べると、コクが加わり新しい美味しさが楽しめます。

富士柿は愛媛県の八幡浜で偶然誕生した柿です。八幡浜市の中でも丸京農園のある国木を中心としたとごく限られた地域でしか栽培されていません。
特徴的なのは名前の由来ともなったその見た目。先端が山のようにこんもりと盛り上がっていて大きさは日本一という、まさに富士山のようです。さっぱりした上品な甘さがあり、果肉は繊密で口当たりがとても滑らかです。
渋柿ですので採りたては食べられません、渋抜きをしてから出荷します。

家庭用はダンボール箱に詰合せて、贈答用は化粧箱入りを包装してお届けします。
サイズは以下の通りです。
家庭用：サイズ混載・全体量で約500g（5-6個）
贈答用：L-2L（1個 90g前後）
特選贈答用：3L-4L(1個100g前後)

表面に黒い斑点がある場合がございますが、これは柿に含まれるタンニン成分です。カビではありませんので、ご安心してお召し上がり下さい。