サンバファームのある千葉県山武市は、いちごやスイカの産地として有名な地域で、豊かな自然が残っています。
サンバファーム代表の松下さんはここで、奥様ともう一人の若手社員さんと3人で育苗から出荷作業までのすべてを自分たちでおこなっています。
元は会社員だった松下ご夫妻ですが、お子さんの誕生をきっかけに働き方や食に対する意識がガラリと変わり、この山武市に移り住み就農されたそうです。当初から一貫しているのは子ども達が安心して食べられる野菜作りです。農薬や化学肥料は一切使用していません。

松下さんの作るしょうがは水分が多く含まれていて柔らかく、辛味はしっかりあります。病気に弱いしょうがを無農薬で栽培している農家は少なく、栄養が多く含まれる皮の部分も丸ごと安心して食べられる国産しょうがは大変貴重です。新鮮な状態で産地から直送します。

通常しょうがは秋の収穫期1-2ヶ月間ですべてを収穫し、倉庫などで保管したものを翌年まで出荷します。
サンバファームのしょうがは保管方法に美味しさの秘訣があります。大人がすっぽり入ってしまうほどの深さの穴が掘ってあり、その土の壁を手で掘るとしょうががゴロゴロと出てきます。土の中に保管し籾殻をかぶせておくことで、腐敗を防ぎ、安定した温度と適切な湿度を保ちます。

畑で掘り出し作業を見学していると、早速しょうがのさわやかな香りが漂ってきました。試食してみると、ゴツゴツと大きな見た目に反して柔らかい。見学に訪れたのは出荷時期終盤の3月末にも関わらず、辛味はしっかりあるものの新生姜を思わせるような瑞々しい食感でした。

しょうがの栄養成分は皮に多く含まれています。農薬を使用していないサンバファームのしょうがは皮ごと安心して食べられます。土中保存してあるものを出荷前に掘り出してすぐに出荷しています。乾燥していないので、繊維が気にならず舌触りが良いのも特長です。

しょうがは食べ方によって栄養成分が変わります。
生のまま食べると殺菌作用や血流改善効果があります。風邪のひきはじめや末端冷え性、むくみが気になる方はぜひ生でお召し上がり下さい。加熱や乾燥させてから食べると身体の深部から熱を作り出す作用があるので、冷え性の方はこちらの食べ方がオススメです。

サンバファームのしょうがを使ったしょうがシロップ。原料はしょうがと粗製糖のみ。ピリッとした辛味とコクのある甘みが美味しいです。
夏は炭酸水で割ってジンジャーエールに、冬はお湯割りで飲むと身体が温まります。
シロップ：お酒：醤油を2：2：1の割合で混ぜれば美味しい生姜焼きのタレになります。

サンバファームの生姜は同じ商品でも、お届けする時期によって状態が変わります。
【10月の新生姜】生姜の収穫期に、採ってからすぐに出荷する新生姜です。色が白くて特に瑞々しく柔らかいです。
【11月～4月の生姜】収穫後に土の中で保管したものです。注文が入ってから掘り起こして出荷します。収穫期からあまり時間の経っていない頃の生姜は保存期間が短いため新生姜に近い状態です。保管期間が長くなるほど、水分が徐々に抜けて辛味は増し、色は黄土色に変化します。ひね生姜とは異なりますので、柔らかさや瑞々しさが残ります。

専用の段ボール箱に詰めて常温でお届けします。
左写真で約1kgです、ご参考にして下さい。

しょうがは土から掘り出したものをよく洗ってから梱包していますが、隙間などに土がついてることがございますので軽く洗ってからお召し上がり下さい。

湿った新聞紙に包み冷暗所で保管していただくと長持ちします。