比内地鶏は、名古屋コーチン、薩摩地鶏と並び日本三大美味鶏と称される秋田が誇る名産品です。純粋な日本古来の原種である比内鶏は、古くから秋田県北で飼育されてきました。肉の味に優れ、脂肪が少なく美味であることから、江戸時代には年貢として認められていました。学術的にも価値が高い比内鶏は国の天然記念物となったため、食用として飼育はされていません。現代の比内地鶏は、天然記念物である「比内鶏」と「ロード種」を交配したものです。

出荷を行う秋田三鶏実業は、秋田県大館市にあります。契約農場から毎日比内地鶏を仕入れ、朝さばいた新鮮な鶏肉をその日のうちに出荷しています。
ストレスが少ない自然あふれる農場で育った比内地鶏は、余計な脂肪がなく旨味が凝縮されています。噛みしめるほどに旨味があふれる地鶏肉に仕上がっています。

比内地鶏は脂がしっかりあり、それだけにお肉自体も柔らかく弾力があります。
食べた瞬間は肉汁が溢れ、肉自体にも甘みがあり歯ごたえ十分ですが肉自体はふわふわと柔らかいので美味しい逸品です。

比内地鶏の特徴は肉の味は深い味わいがあること。余分な脂肪がなく、適度な歯ごたえと風味を持ち、噛みしめる程にコクと比内地鶏の香りを楽しむことが出来ます。