日本で育つ和牛4品種の一つ褐毛和種であるあか牛。肉用牛の0.9％しかいない希少種です。その中でも熊本県はあか牛の7割を育てています。

甲誠牛は甲誠牧場が育てているあか牛ブランド。阿蘇の広大な牧場は広々としてストレスが少なく、牧草や藁といった飼料にくわえて「お米」を与えています。たんぱく質、ビタミンB1、B2、鉄分、カルシウム、ミネラルを多く含み、あか牛の特徴であるタウリン含有量も豊富です。

あか牛はなんといってもその赤身が魅力。旨味が凝縮された赤身は噛むほどに美味しさを味わえます。また脂身も無いわけではなく、黒毛和牛よりは少なく、外国産牛よりは多いという適度な霜降り加減です。

また甲誠牛は与えているエサと適度な運動量により、脂の味わいは上品。旨味の赤身と甘みの脂身のバランスは、黒毛和牛には無い美味しさとなっています。

焼肉店では特上カルビとも称されている部位。牛一頭からわずか3kgしか取れない希少部位です。脂が多めの部位ですが、あか牛なので後味はかろやか。
程よい弾力があり、肉の旨味を味わえます。レアかミディアムに焼き上げるのがおすすめです。