愛媛県八幡浜市で40年以上柑橘栽培を続けている萩森農園は、園主の萩森公滋さんと奥様、息子さんの家族3人で営む小さな果樹園です。農薬の使用を極力減らして、様々な独自の工夫を凝らした栽培を続けています。

萩森さんのつくる柑橘は驚くほど美味しいものばかり。
お届けする甘平は、みかんのような甘みと、デコポンのようなしっかりした果肉を併せ持つ柑橘です。
コクのある甘さと、プチプチと弾ける食感が相まって、高級感のある味わいです。

萩森農園では美味しい果実を育てるための様々な工夫があります。早採りをせずに樹上完熟させることや、専用の機械を導入し、炭・水・空気の力を集約することで土力を高め、木を健康に育てています。

果樹本来の力を引き出し、美味しさを追求した萩森農園の柑橘は、すべてワックス不使用。美味しくて安心して食べられます。
甘平は、農薬を通常の半分ほどに減らして栽培しています。

八幡浜市は愛媛県の西部に位置し、日本有数のみかん産地である愛媛県内でもトップの生産量を誇ります。平坦な土地が少なく山の斜面にみかん畑が広がっています。温暖な気候で、海や段々畑に反射した太陽光が果樹にたっぷりと降り注ぎます。こうした恵まれた日照条件の中で美味しい柑橘が育ちます。

2007年に品種登録された甘平。
外皮が薄くて成長途中に割れてしまうなど、栽培が難しく生産者の少ない希少な品種です。

萩森さんの甘平は露地栽培、減農薬で栽培しているので、外皮に黒点があったり、多少変形している果実もありますが、味は本当に美味しいです。
濃厚でコクのある甘みが特徴で、試食した甘平の糖度は15度。完熟した甘い温州みかんでも大体14度ぐらいなので、それを超える甘さです。
果肉はかためでプリプリ、口の中で弾けます。

見た目は大きな温州みかんのような感じで、扁平形。薄皮ごと食べられ、外皮は少し剥きづらいですが手が剥けます。くし形にカットしても食べやすいです。

減農薬栽培をしている萩森農園の果実は、決してきれいなものばかりではありません。大きさが不揃いのもの、傷があるもの、変形しているものなど様々です。見た目で判断してしまうにはあまりにもったいない美味しさなので、安心堂ではこういった商品も販売しています。同シーズン中でも、収穫時期や木の個体差により果皮の状態に多少の優劣がございます。ご理解いただいた上でお買い求め下さい。 【黒点・キズ・サイズについて】
贈答用に選別されたものでも黒点が多く入る場合があります。

【かたちについて】
みかんよりも扁平な形になっています。収穫年によっては多少形が不ぞろいな場合があります。