大正十五年に初代野口國之介が始めたれんこん栽培。霞ヶ浦に自生していたれんこんを植え始めたのがきっかけです。

創業以来の「伝統」に基づいて栽培された高品質なれんこんは、国内の星付きレストラン（1～3つ星まで）はもちろん、NYやロンドン、パリ、フランクフルト等の海外の一流レストランや小売店で取り扱われた実績があります。

お届けするのは高品質れんこん「柳蓮田（やなぎだ）」。非常に味、香りが良い品種ですが、収穫が難しく、病気にかかりやすいため幻となっています。甘くて柔らかいのにシャキシャキの歯ごたえがある、美味しい掘りたてのれんこんを産地直送でお届けします。

野口農園は霞ヶ浦の沿岸にあります。今でこそ日本一のれんこん生産地となっていますが、そのほとんどは1970年代からです。野口農園は大正十五年から、この地に適したれんこんを栽培してきました。

霞ヶ浦のほとりは水辺の植物による腐葉土が長い年月をかけて堆積しているため、れんこん栽培に適した、絹を思わせる細かい泥が広がっていました。まだ農業機械や技術が無い初代の時代から、れんこんと向き合い、高品質なれんこんを作ることに打ち込んできた情熱が現代にも引き継がれています。

野口農園が作る最高品質のれんこんは「柳蓮田」と銘打っています。由来は初代が植えはじめた原生種のれんこん「ヤナギ（柳蓮）」。現在の品種は新しいものになっていますが、ヤナギが育った田んぼを受け継いでいることから柳蓮田と名づけられました。

柳蓮田は、甘くて柔らかいのにシャキシャキとした歯ごたえがあるとても美味しいれんこんです。しかし栽培や収穫が難しい品種で、今では作っている農家さんが少なくなってしまい幻の存在となっています。野口農園が作りやすさや効率ではなく、美味しさを追求するからこそ、作り続けられているれんこんです。

柳蓮田は品種自体の美味しさに加え、新鮮で鮮度が良い状態でお届けします。そのため、れんこんが持つ甘みや香りが生きた状態でお召し上がりいただけます。

先端から根本にかけてそれぞれ食感や味が異なるので、それぞれに合った調理法をお楽しみいただけます。先端はとても柔らかいのでサッと湯がいてサラダに、上から2節目は天ぷらに、3節目はきんぴらなどの炒め料理に、一番根本の部分はしっかりした食感で甘みが特に強いので煮物や唐揚げに良く合います。

専用の箱に詰めてお届けします。冬季は専用の化粧箱入りです。夏季は発泡スチロールに氷を詰めて発送します。

お届け後は、濡れ新聞に包んでからビニール袋に入れて野菜室で保管してください。 常温でお届けする商品には鮮度保持袋が付きますので、ビニール袋の代わりにそちらをお使いください。 下の切り口の方から順にお使いいただくとより長持ちします。2週間程度を目安に食べ切ってください。