魚を知り尽くした男たちが作り上げる極上の本マグロが“薩摩クロマグロ”です。匠の手によって育てられた薩摩クロマグロは、極上の天然ものを凌ぐ脂ののりっぷり。大トロにはびっしりと霜が降った状態で、口に入れただけで脂が溶けていきとろけるような食感。中トロは、脂の旨さと本マグロの身の濃さが絶妙にミックスされて美味。赤身は、臭みなくしっとりとした食感。薩摩クロマグロの旨さを存分に味わっていただけます。

薩摩クロマグロは、鹿児島県沖で釣りあげられた天然のマグロの幼魚（ヨコワ）を、海の生簀で育てた養殖マグロです。このマグロを育て上げる協業体はその高い肥育技術から、2007年に農林水産大臣賞の最高賞である天皇賞を受賞しています。養殖は海の生簀で行われ、抗生物質などは与えられず、天然の鯖などがエサとして与えられる天然に近い状態で育て上げられます。水揚げされたマグロは、海から揚げられてすぐに活け締めにされて、鮮度を保ったまま解体されます。そのあと、柵の状態に加工され急速冷凍後真空パックにしています。

薩摩クロマグロは野間池漁港で育て上げられます。野間池漁港は東シナ海を臨む位置にあり、本マグロの幼魚であるヨコワも、エサになるサバなどもこの近海で釣りあげられた天然ものを使用しています。豊富な漁業資源と、自然環境に恵まれた環境が極上の本マグロを育てあげます。

天然の本マグロでもありえないような究極の大トロがあります。口の中に入れた瞬間に溶けていく大トロは、びっしりと網の目のように霜が降っています。脂身が口の中で溶けていくので、とろけるような食感です。口の中に広がる旨さは、薩摩クロマグロでしか味わえない極上のものです。中トロは、脂身の部分にとろけるような甘みがあり、赤身の部分はマグロ本来の味があるので、この２つの味のグラデーションが楽しめます。赤身はしっとりとして、舌にまとわりつくような食感があります。薩摩クロマグロが持つ濃厚で臭みのない奥深い赤身の美味しさをご堪能いただけます。

１本ずつマグロをあばれさせないように、電気ショックを与えてマヒさせて水揚げされます。その直後に締めて加工。鮮度を落とすことなく柵の状態にして真空パック後、－60℃以下に急速冷凍します。ほとんど劣化することなく、ご自宅に最高品質の本マグロをお届けいたします。調理する前に、流水で半解凍にした状態でスライスしていただくことで美味しくお召し上がりいただけます。解凍方法を記したレシピを同梱いたします。