ディンブラは、スリランカ中央部山岳地帯の西側斜面に位置し、ハイグロウンティー（高地産）の代表産地です。11月～2月の北東モンスーンは東側斜面で雨を降らせ、乾いた風となって西側のディンブラ地域にやってきます。この風が良質な茶葉を生み出すのです。イギリス植民地政府支配の下、コーヒー農園が盛んでしたが1864年病害が発生すると、コーヒーの樹を引き抜き茶樹を植樹した最初の地域でもあります。

アルトン茶園は、イギリス・イーストハンプシャーの市場で有名な街の名前から付けられました。ディンブラの農園の多くあるマスケリヤ地区に位置しているアルトン茶園の歴史は1884年に始まり、1975年のプランテーションの国有化までの約50年間、セイロンティー・プランテーション社が所有し、ジョージ・ステュワーツ社が運営してきました。1992年の民営化によりホラナ・プランテーションズ社に売却され、運営はセイティー・プランテーションマネジメント社によって行われています。標高はおよそ1,400～1,600mで、1,413mのところに製茶工場があり1日に2.4tの茶葉を生産しています。

爽やかな味わいでありながら、キリッとした飲み心地です。花のような優雅で芳醇な香りの中にグリニッシュさをほのかに漂わせます。

200gの茶葉が入っています。
1杯あたり3～4g使用していただくのがおすすめです。

沸騰したてのお湯を注いで、約3分で淹れてください。